Harley-Davidson FLTRI RoadGlide “Tryfinity”

Tryfinity

Harley-Davidson FLTRI Roadglide

Akitoのかつての相棒です。

SPITFIREとお別れして1年。
社会人になってから乗り始めたのがこのハーレーダビッドソンのFLTRIロードグライド”Tryfiniy”でした。
納車以来色んな場所へ連れて行ってくれましたが、4年後に窃盗団によってガレージから盗難されてしまいました。
今では思い出のバイクですが、せっかくなのでご紹介させて頂きます。

①個性的なフォルムと長距離性能でひとめぼれ
ハーレーダビッドソンのツーリングモデル。
この言葉を聞いて、皆さんならどんなバイクを思い浮かべますか?
複数のメーターやオーディオの着いた大型フェアリング、ロー&ワイドなスタイル、平行四辺形の大型ハードサドルバッグ・・・
伝統的なスタイルに頼もしい長距離装備を身に纏ったツーリングモデルは、旅をするために生まれてきた純血種だけあって快適そのもの。
チョッパースタイルと並ぶハーレーのアイコンとして昔から数多くの映画に登場していることもあり、バイクに興味のない人でもひと目でハーレーだとわかる大きな存在感があります。

その中でもロードグライド系は、他のツーリングモデルとはちょっと違った個性派のモデル。
もっともメジャーなツーリングモデルであるエレクトラグライド系のように大型フェアリングを装備しているものの、ロードグライドのそれはスポーツバイクのようなデュアルヘッドランプを備えたフレームマウント方式のフェアリング。
伝統的なクラシックツアラーにスポーツバイク的要素を組み合わせてしまうハーレーのイカレたセンスには恐れ入りますが、この独特なスタイルは決して最近生まれたのものではなかったのです。

②ルーツはショベルヘッド時代!? 偉大なる先祖「FLTツアーグライド」
ツーリングモデルの異端児であるロードグライド系。
今ではいくつか派生モデルがラインナップされるほどメジャーな存在になりましたが、あの不気味独特なフレームマウントフェアリングのルーツは1980年までさかのぼります。
それでは、FLTツアーグライドが誕生してから現在までのあゆみを振り返ってみましょう。

1980年 FLTツアーグライド誕生
搭載エンジンは1340ccショベルヘッド。
CADで新設計されたFLTフレームは、26度のキャスター角にトレール量確保のための逆オフセット機構を組み合わせたステアリングステムを組み合わせ、スポーティなハンドリングとツアラーらしい直進安定性を両立。また、フェアリングを現在のロードグライドのようにフレームマウントとすることで、フェアリングの慣性重量からハンドルを解放。
それまでのフォークマウントフェアリングのFLHエレクトラグライドとは段違いの、軽快なハンドリングのツアラーとなりました。
他にも初の5速トランスミッション、3点ラバーマウントエンジン、ベルトドライブ、大型ハードサドルバッグなど、当時の新技術がふんだんに盛り込まれていて、エレクトラグライドに代わる新時代のフラッグシップとして華々しくデビューを飾ったのでした・・・が、「らしくない」スタイルが仇となったためか、日本では超絶不人気だったらしい。

1981年 FLTCツアーグライドクラシック追加
ベースモデルに対する変更点は、タンデムシート後方に装備されたキングツアーパック。
このキングツアーパックは現在のものと少々形状が違い、蓋のラッチやバックレストが着いていないタイプでした。

1984年 フルモデルチェンジ
エンジンがエヴォリューション(1340cc)に変更。
オールアルミ製の100%新設計で信頼性が大幅に向上した。
一方、エアクリーナーはショベルヘッド時代のものがそのまま使われている。
また、インナーフェアリングに追加する形式のオーディオ(カセットステレオ + フロント2スピーカー)が加わった。

1986年 小変更
エアークリーナーが真円型の形状に変更。
また、FLTCはバックレストが現代のモデルようにキングツアーパックの蓋に装着される形状になった。

1993年 90周年記念モデル発売
オイルタンクがシート下からトランスミッション下に移動したことで、バッテリーが左のハードサドルバッグ裏からシート下に移動。
ハードサドルバッグのバッテリー用逃げ形状も無くなり、蓋は独立取り外し式からラッチ&ヒンジ式に改善。

1998年 95周年記念モデル発売
FLTツアーグライドの流れを汲む、FLTRロードグライドが誕生。
フレームマウントのフェアリングが新設計となり、アウターフェアリングは若干カドの取れた滑らかな形状になる。インナーフェアリングはカセットデッキとスピーカー、ミニメーター4個が組み込まれ、ツアラーとしての性能が向上。パワートレインはツアーグライド時代と変わらず、エヴォリューション(1340cc)のままとなる。

1999年 フルモデルチェンジ
エンジンが新世代のツインカム88(1450cc)に変更される。

2003年 100周年記念モデル発売
オーディオがカセットデッキに代わりCDデッキとなる。

2004年 ラインナップ変更
FLTRロードグライドに代わり、FLTRIロードグライド・インジェクションが登場(北米)。従来のCVキャブレターモデルに代わり、初のフューエルインジェクションモデルとなる。
足廻りはリヤタイヤの横幅が130mmから150mmと変更され、スイングアームも太くなり強化された。スタイル上ではフェアリングが従来より1度程度前傾され、ウインカーもFX系と同タイプの砲弾型タイプに変更。またエンジン、ブレーキキャリパー、ホイールの色はCVOをイメージしたシルバーパウダーコートとなった。但し日本には未発売となり、ロードグライドは一時日本のラインナップから消滅した。

2005年 ラインナップ変更(日本)
1年間の空白を経て、FLTRIロードグライドが日本で発売。
北米仕様と違い、フューエルインジェクションシステムがO2センサー無しのオープンループとなっている。

2006年 小変更
オーディオがアドバンスドオーディオに変更。MP3への対応やiPod等の外部デバイスへの拡張性が強化された。またスピーカーが従来の4Ωから2Ωに、タンク下のメインハーネスがハーネスケースに収められるなどの小変更あり。

2007年 マイナーチェンジ
エンジンがツインカム96(96ci/1580cc)に、エアクリーナーが新形状に変更。
日本仕様でもフューエルインジェクションがO2センサー付のクローズドループ方式を採用。またトランスミッションが6速(ヘリカルギア採用)に変更され、高速巡航時の快適性が向上。プライマリーケースの形状も変更され、若干丸みを帯びたものとなった。

2008年 105周年記念モデル発売
ブレンボ製ブレーキキャリパー、ABS、電子制御スロットルが装備された。また燃料タンクが大型化され(19.6L → 22.4L)、僅かながら航続距離が延びている。

2009年 マイナーチェンジ
フレームが新型になり、ダウンチューブ径の大径化やアルミ合金製スイングアームの採用で運動性能が大幅に向上。また等長エキゾーストパイプの採用、新デザインのホイール(フロント:16in → 17in. リヤ:150mm幅 → 180mm幅)で見た目の印象が変わった。
エンジンにはヒートマネジメントシステムを新たに採用。3km/h以下の条件でエンジン温度が一定値を超えた場合、スロットルを逆方向へ回すことでリア側のシリンダーを休止状態にし、ライダーへの熱影響を緩和することができる。

2010年 ラインナップ変更
FLTRロードグライドに代わり、FLTRXロードグライドカスタムが登場。
従来より更に1度程度前傾されたフェアリング、ショートタイプのウインドディフレクター、ウインカー一体型テールランプ、ローダウンシートなどを装備し、FLHXストリートグライドのようなカスタムテイストのロードグライドとなる。

2011年 ラインナップ追加
FLTRUロードグライドウルトラが登場。
かつてのFLTRにFLHTCUウルトラクラシックエレクトラグライド並の装備をまとった長距離仕様。キングツアーパック、ロワーフェアリング、4スピーカーなど、もはやロードグライドのフェアリングを着けたウルトラと言っても過言ではない内容となっている。

2012年 マイナーチェンジ
エンジンがツインカム103(103ci/1690cc)に変更され、動力性能が強化された。またACR(Automatic Compression Release)の採用で始動時のセルモーターへの負荷を下げている。

2014年 110周年記念モデル発売
記念すべきアニバーサリーイヤーのはずが、ロードグライド系は日本のラインナップから消滅してしまう。しかし、エレクトラグライド系を見るとオーディオが液晶タッチパネル式の新型に変わるなど、「ロードグライドは来年これを着けて登場するために設計変更中なのでは?」と思わせるには十分な前振りでもあった。

2015年 ラインナップ復活
FLTRXSロードグライド・スペシャルとして復活。
2014年モデルで他のツーリングモデルに先行採用されていた新しいフレーム、フロントフォーク、ハードサドルバッグ、液晶タッチパネル式オーディオに加え、新デザインのベント機構付フェアリング、キャストホイール(フロントは19インチ化)、プルバックハンドルバーの採用で更に現代的な装いとなった。

③育てる楽しみは無限大! パーツの豊富さではハーレーに勝るものなし
自分の愛車を持つ最大の喜びとはいつでも自由に走れること。
そしてもう1つの楽しみとは育てること。そう、カスタマイズです。
ただの生活の足としてではなく、より充実した人生のために愛車を迎え入れたのなら、自分好みにカスタムしたくなるのはごく自然なことですよね。

ハーレーは1903年創業という圧倒的な歴史の長さ、世界中にオーナーが居るというテリトリーの広さで、膨大な種類のカスタムパーツが様々な国から発売されています。

魅力的なカスタムスタイルを思い描きながらインターネットで海外のカスタムブランドを検索することは、まるで世界を舞台にした宝探しのよう。ハーレー純正アクセサリーパーツも魅力的ですが、まずはCustom ChromeやDrag Specialities等の分厚いカタログを入手し、社外カスタムパーツの底なしのディープな世界に触れてみてはいかがでしょうか。

また、社外パーツにはカスタムパーツだけでなく補修部品もあります。
新車用だけでなくカタログ落ちとなっている旧型車用のパーツも豊富にあるので、日本車のように「長く乗りたいけど、補修部品が無いから手放さなきゃ」ということはありません。根気と財力次第で一生付き合っていくことができます。

④カスタムバイクで旅をする「テクノツアラー」というスタイル
ハーレーのツーリングモデルはいくつか種類がありますが、基本的にはクラシック系のスタイルをしたツアラーです。
これは最も歴史の長いFL系というモデルを基に正常進化してきたためで、ハーレーがこの世に存在する限りこのアイデンティティは今後も揺らぐことは無いでしょう。
一方、あまりにも定番過ぎるスタイルのため、雰囲気を大きく変えたいのであればこの枠を飛び出すカスタムが効果的です。

クラシカルな車体にスポーティなフェアリングを装備したロードグライドは、元々この枠から飛び出そうとしている邪道なツーリングモデルで、伝統に縛られないカスタムにもってこいな存在なのかもしれません。
Tryfinityはデジタルメーターでハイテクっぽさを出し、エアロ(サドルバッグエクステンション)やオーディオ強化、インチアップなどのバガースタイル的なドレスアップに挑戦。しかし長距離ツアラーとしての本質をスポイルしないよう、走行性能や信頼性に影響のない程度に抑えました。
一方、長距離ツアラーとしての動力性能を更に強化するため、6速トランスミッションやハイカム、オイルクーラーの導入、ブレーキ強化、クラッチ油圧化、エンジン冷却ファン自作などにも着手。

最新テクノロジーでカスタムされたツアラー。それが旅する「テクノツアラー」です。

Tryfinityのカスタム状況:(最終状態)

Akitoはカスタムパーツは基本的にアメリカから個人輸入し、自分で装着していました。
当HPを参考にしてご自分でカスタムをされる場合は、くれぐれも自己責任で行ってください。

エンジン

駆動系

オーディオ

ハンドル周り

フェアリング&フェンダー

足周り・フレーム

フットコントロール類

メータ周り

吸排気系

灯火類

その他




Tryfinity Special

Harley-Davidson FLTRI Roadglide Interstate Ver.

Tryfinityの長距離ツーリング仕様です。
長距離装備を追加するだけで頼もしいグランドツアラーに早変わり。

Tryfinity Specialのカスタム状況:(最終状態)

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