ホイール磨き①

クラッチワイヤー交換のためにマフラーを外したところで、「ついでにあの作業ができる!」と思いついたこと、それは…

ホイール磨き!

kazuさんから受け継いだロードグライドには、HD純正オプションのAjitatorカスタムホイールが装備されている。このホイールは確か2010年モデルのCVO(FLHXSE)と共に登場したもので、リムまで伸びたスポークデザインが純正らしからぬラジカルなデザインで当時から憧れていたのだ。

現時点でのコンディションとしては細かい点サビが浮き出ているけど、ケミカルを使ってしっかり磨けばまた綺麗に輝くはず。という事で、メッキ工房NAKARAI製のサビトリキングミガキングを用意して本気磨きしちゃうぜ!

早速リヤホイールを外して現状を確認してみる。こんな感じで全体的に点サビに覆われているけど、メッキの浮きや剥がれ、ガリ傷は一切ナシ。何とか新品当時の煌めきを取り戻したい!

まずは点サビ除去のため、サビトリキングを使ってみる。結構な容量だけど決して安くはないケミカルなので、今後も使い続けるかどうかお手並み拝見といってみよう。ちなみにメジャーな金属磨きとしてピカールも検討したけど、あちらは荒い研磨剤が含まれていてメッキ層ごと削ってしまうのでメッキパーツは絶対に磨かない方がいいとのこと。

サビトリキングをホイール表面の一部に垂らし、ウエスで優しく磨いてみる。中性洗剤ではまったく除去できなかったこのガンコな点サビだけど、果たしてサビトリキングはどれだけ太刀打ちできるのか⁉︎

じゃーん!

写真の通り、サビトリキングで磨いた箇所の点サビが見事に消えました。すげぇ…こいつはマジだ、高いだけはあるぞ。早速ブレーキローターを外して全体を本気磨きだ!

お次はミガキングで鏡面仕上げ。

こりゃすげー、磨く手が止まらん!

複雑な凹凸形状のAjitatorカスタムホイールは細部まで磨くのに時間が掛かるけど、その努力はミラーフィニッシュという形で必ず報われるのだ。

というわけで、まさに新品当時のような姿に蘇ったAgitatorホイール。ハーレーのオーナーズマニュアルにも書かれているけど、クロームメッキパーツを綺麗に維持するコツは、汚れっぱなしにせず可能な限り多頻度で磨くことだ。今回は点サビをごっそり除去したのでしばらくは中性洗剤とスポンジで洗うだけでいいと思うけど、できれば半年に一度は外して細部まで磨き上げようかな。

次はフロントホイール磨きだ!