さて、先週のツーリングでついに昇天したアドレスV125Gの中華HID。
元々の値段は¥5,000ちょい、走行距離にして1万kmちょいは持ったので価格相応といったところでしょうか。もっとしっかりしたのを着けていれば何万kmも持ったのかもしれませんが、以前から気になっていたLEDヘッドランプバルブがちょうど実用に耐えるレベルに進化してきたので、この機会にLED化の検討をしてみることに。
またご存じの通り、バッテリー負荷低減と長寿命が特長のLEDですが、HIDに比べてバーナーの無いLEDはバッテリー直結配線も不要なので、今までごちゃごちゃしていた配線をシンプルにできるメリットもあります。つまり、全部ひっくるめると出先での電装系トラブルを減らせる効果があるということ。
うひゃー、これはやるしかない!
というわけでLEDヘッドランプバルブについて調べてみたところ、現状では大きくわけて2つのタイプがあることが判りました。
ヘッドランプとしての光量を出せるものになると、LEDといえども結構な熱を発します。その熱から基盤を保護するためにかならず冷却機構が着いているのです。
この冷却機構の1つ目のタイプが、LEDヘッドランプバルブ後方に装備された小型DCファンで冷却するタイプ。
そしてもう1つ目のタイプが、フィンや帯状のヒートシンクで冷却するファンレスタイプ。
よりシンプルな構造の後者は機械的要素が1つ少なく、信頼性の面で更に一歩上を行っているのは言うまでもありません。という事でファンレスタイプ一択!
但し、ファンレスタイプは国産品が多く、安くても1万円台後半からとまだまだお高いのが現状です。
アドレスごときのヘッドランプにはちょっと贅沢すぎる気が…(汗)