セロー250の純正オプションパーツとして、ワイズギアからは色々なパーツが出ています。
アンダーガード、アドベンチャーキャリア、フォグランプ等のパーツはよく知られていますが、その中でも以前から気になっていたのがパフォーマンスダンパー。
このパフォーマンスダンパーは、フレームのアッパーチューブとダウンチューブを専用ブラケットを介してガッチリ締結することで、フレーム全体のよじれを大幅に低減させてハンドリングを向上させるパーツです。あくまで完全剛体のサブフレームではなく制振用ダンパーであるため、フニャフニャ気味の乗り味をソリッド寄りにしながら微振動や過大入力も減衰してくれるというわけです。スポーティと快適性を両立した乗り味になり、ツーリングが楽しくなりそうですね。
というわけでくどくど語りましたが、現在販売されているそのパフォーマンスダンパーは2018年から発売されている2代目であり、それ以前は同じ機能のパワービームというものが存在していました。
先ほどのパフォーマンスダンパーは水平に着いていましたが、先代のパワービームはご覧の通り斜めに着いていました。その理由ですが、パフォーマンスダンパーは2018年モデルのセロー250から新たに装着されたキャニスターを避ける必要があるため、ダウンチューブ側の取付位置が上方に変更されたマイナーチェンジモデルということになります。
というわけで、ワイズギア製のセロー250用制振ダンパーはパワービームとパフォーマンスダンパーの2種類あるわけですが、セロー250の各年式への装着可否は以下の通りです。
- 2005〜2008年式:PB、PDともに装着不可
- 2009〜2017年式:PB、PDともに装着可
- 2018〜2020年式:PDのみ装着可
同じセロー250でも着くものと着かないものがあるんですね。要注意です。
あれ?確かAkitoのは2005年モデル…
ちょ、まてよ(涙目)