セローちゃんとお別れ①

Akitoのブログを見に来てくださった皆様へ

今回は久々の投稿ですが、皆さんにお知らせしたいことがあります。

まず、前回の投稿から時間が空いてしまったことをお詫びします。

年末まではセローやジョルノのカスタムネタを投稿しまくってたのですが、年始から更新が途絶えてしまったのはAkitoが消息不明になったわけでもなく、バイクがぶっ壊れてしまったわけでもありませんでした。

ただし、セローはある理由でカスタムがピタッと止まったことは事実で、その経緯とこれからの事についてブログを見に来てくれた皆様にちゃんとお伝えしなければなりません。

この度、Akitoはセローとさよならする事になりました。

ひとつお断りさせて頂きたいのは、Akitoは決してセローが嫌いになったわけでも飽きたわけでもありません。

むしろフットワークの軽い車体に強化したフレーム、旅ゴコロをくすぐるツーリング装備、そしてパワフルに吹け上がるエンジンにすっかり惚れ込んでおり、この先オドメーター10万kmを目指してスペアの電装品をかき集めていたぐらい好きなバイクでした。

6年前にセローを迎え入れた時はまだバラし方もわかりませんでしたが、今ではクランクとミッション以外は全てバラせるようになりました。

キャブのオーバーフローに悩まされた時も、初めてタイヤレバーでタイヤを交換した時も、レギュレーターが故障して延々と押した時も、そして自分の手で組んだエンジンが初めて掛かった瞬間も、オイルまみれになりながらもしっかり手を掛けてやれば必ずセローは走りで応えてくれました。

オフ車らしくないダークカラー車体にゴールドイエローのアクセント。そしてパンチの効いたチューンドエンジン。

今では人気モデルとなったセローですが、誰のセローにも似ていない個性的な相棒がちょっぴり自慢でした。

そんなセローとお別れするきっかけは、12月に突然訪れることとなります。

ふとしたきっかけで、ロードグライド(ハーレーダビッドソン)に乗っていた頃のバイク仲間のところにセローで立ち寄った時のこと。

その日も車やバイクの談議に花を咲かせていたのですが、彼は話の最後に僕にこう言いました。

「ロードグライド、乗るかい?」

えっ…

(続く)