クランクケースカバーのオイルレベルゲージ窓を外そうとしたものの、ヘックスレンチでこじった瞬間に「パキッ!」と割ってしまいました/(^o^)\

このままではオイル量が確認しにくいどころか、割れた箇所からオイルがぼたぼた漏れてきてしまいます。「何とかしなければ…」と祈る気持ちでパーツリストを見てみると、このオイルレベルゲージを単品で注文できることが判明!

とりあえずセローちゃんを横倒しにしたまま、ママチャリでYSPへ行き、翌日には新しいオイルレベルゲージを入手できました。

このレベルゲージを、ブラックリンクル塗装された新しいクランクケースカバーに組み付けます。本来はプレス機で圧入するのですが、当然そんなものは無いので周囲を均等にハンマーでコンコン叩き入れました。

そんなこんなで、ピッカピカのレベルゲージがブラックリンクルのクランクケースに着きました。

ん~美しす。ここだけ新車気分(笑)

何とか丸く収まってきたので、クランクケースカバーに新しいガスケットを組み合わせて、トルクレンチで均等に締め付けていきます。締付トルクは10N/m。

そういえば、元々このクランクケースケースカバーを外すためにブレーキペダルを外していたのですが、最後にブレーキペダルを組みつける前に摺動部にモリブデングリスをたっぷり塗っておきます。

そして完成!

早速テスト走行に出撃だぜ!

そういえば、今回からオイルの粘度を下げました。前回までは空冷ということで真夏の熱ダレを避ける意味で10W-50を入れてましたが、考えてみれば近年の真夏は35℃を超える殺人的な酷暑が続き、セローに乗るどころか家からろくに出てないことに気付きました。

加えて、ツーリングシーズンの春と秋は長い間暖機しないと信号待ちでエンスト、コンビニ休憩から出発する度に暖気しないとエンスト、というわけでオイルの抵抗が高すぎる気がしていたのです。

そして、今回からは10W-40。セローの純正指定オイルと同じ粘度にしてみました。

暖機もそこそこに走り始めましたが、これが実に軽やかに回って本当に気持ちいいのなんの。レブリミットに近づくにつれて加速Gがどんどん強まるのをセローで体験できるとは驚きました。今までの高回転の伸びの鈍さは単気筒&トルク重視セッティングゆえの特性だと思い込んでましたが、どうやら合わないオイルの抵抗によるものが大きかったようです。

一方、オイル粘度を下げたこととエンジンを回すようになったことで、今度はタペット打音が気になってきました。そのうちシックネスゲージと24mmレンチ入手してバルブクリアランス調整かな。