今日はインカムのお話。
先日のことになりますが、文明の利器・Bluetoothインターコム(以下インカム)なるものをようやく導入しました。
これはBluetoothが搭載されたスマホや音楽プレーヤー、他のインカムと無線接続することで、バイクを運転しながら以下の事が出来ちゃいます。
・インカムを着けたライダーor同乗者と会話・音楽を聴く
・通話(着話&発話)
・メールやLINEの音声入力で返信する
・ナビアプリ等の案内音声を聞く
・渋滞中にドリフ大爆笑を観る
・200km/hでコーナーを膝擦りフルバンクしながらSiriにうまいチャーシューメンの店を訊く
という感じて、バイク運転中には到底できなかったありとあらゆる芸当ができるようになります。
一方、お値段は機能にもよりますがだいたい数万円。ソロで走ることの多いAkitoは他のライダーとの会話の必要性を感じるシーンはほとんど無かったのですが、それでも音楽とナビ音声は聴きたかったところ。
そんなある日のこと。
友人からデイトナのCOOLROBO Easytalk3というインカムを頂くことになりました。といっても、本体のみで他何もは付属していませんでしたが、先日ヘルメットスピーカーも無事にヤフオクで中古品をGET(マイクはまだないけど)。
というわけで縁あってインカム使い始めたわけですが、これがもう死ぬほど便利。ハンドルにマウントしたiPhoneとBluetoothペアリングさせて使うのですが、使い勝手はもはやクルマと変わりません。好きな音楽を聴きながら走って、やがてナビが案内する地点に差し掛かると音楽が瞬時にボリュームダウン。間髪入れずに音声とiPhoneの画面で「間もなく30m先を右方向、その先しばらく道なりです」とかマジ21世紀すぎて鼻水噴いた。
そんなハピネスの絶頂が味わえるインカムですが、数々の機能の中でもいちばん頻繁に使うのは音楽を聴く機能でしょう。小学生の頃にチャリの前かごに乾電池駆動のラジカセを載せて走り回っていたAkitoとしては、二輪に音楽とは牛丼の牛肉といえるほど不可欠なものですが、インカムで音楽をいい音で楽しむためにはただBluetoothでペアリングするだけでは不十分でした。
バイクのヘルメットスピーカーで聴く場合、エンジン音や排気音、風切り音の影響は無視できません。静かな部屋でイヤホンで聴くのとはわけがちがいます。というわけで、音楽プレーヤーのイコライザ機能でバイクの運転に合う音質に変えてみましょう(実はここからが本題)。
iPhone(iOS 10.3)の場合
(Androidの人はすまん)
①ホーム画面で「設定」アイコンをタップ
②「ミュージック」 → イコライザ
③好みのイコライザに変えてみる
数ある中でいろいろ試して一番良かったのが「Treble Reducer」。バイクでは周囲の音に低中音が埋もれやすく、残った高音が耳にシャカシャカ刺さって疲れやすいのですが、このモードは元々高音控えめなのでバイク走行するとちょうどバランスが良くなります。
普段イコライザを使わない人も、インカムで聴く時は是非試してみてくださいね。
(前置き長すぎ)