YZ250F純正クラッチ流用②

さて。
YZ250Fクラッチを流用するべく、実に1万円を超える部品一式を手配してしまった春の昼下がり。

もう後戻りはできない…この取り付け前例のない部品を何とか着けなければAkitoは世界フリスビー大会に出る羽目になります。

大きく息を吸い込んで気合いを入れて、エンジンオイルを抜いたセローのクランクケースカバーをパカッと開けてみました。

うーむ…実に機能的でエレガントでござる。

僕は子供の頃から機械をバラして中を見るのが大好きでした。一体何が面白かったかというと、壁の向こうに隠されていた秘密をこっそり垣間見ることができるスリルと少しの優越感といったところでしょうか。それが大人になるにつれて、機械を動かす隠れた仕組みを理解して感動したりと、結局いくつになっても機械をバラすのはやめられないでしょう。

というわけで、早速劣化したクラッチを外してみました。


3.5万km走ったセローのクラッチ(フリクションプレート)。凹凸が大分すり減っていて、もう限界間近だったことが判ります。


YZ250Fのフリクションプレートと比べてみます。

確かに形状自体は同じようですが、フリクションプレートの素材や色、凹凸のピッチも違うようです。これに換えるとどう変わるのか楽しみだ!


クラッチスプリングもYZ250Fのものと比較。

このばねが、フリクションプレート(エンジン側)とクラッチプレート(後輪側)の2つを互いに押し付ける事で駆動力を伝えます。見ての通りYZ250F用(黄色)はセロー250用(赤色)よりも長いですが、セロー用と同等に縮めた時の押し付ける力がより強くなるため、駆動力がよりガッツリ伝わるようになります。

このようにプレートとスプリングの双方を同時に強化させることで、後輪が地面を蹴る瞬発力を抜かりなくアップさせようという魂胆です。

心配していたセローへのフィッティングも問題なく進み、あとはクランクケースカバーを取り付けてエンジンオイルを入れるのみ。そう思ったその時、クランクケースカバー君と目が合った。

「このまま元通りに組むだけでいいナリか?」

ぬぬぅ…確かに滅多に外さないこのカバー、いじるとすれば今がチャンスではないか⁉︎

やるか…アレを。

(つづく)

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