国内製の一般的なスパークプラグと違い、アームのない沿面放電方式のBRISKスパークプラグ。アームレスという面はノロジー社のトルクマスターというプラグを思い出しますが、BRISKは大きく突き出た中心電極から長い火花を飛ばすために強化イグニッションコイルへの換装が推奨されています。Akitoのセローちゃんは既にウオタニSP2コイルに換えてあるので、この点は準備万端ってことさデュフフフw

そして、この際なのでプラグコードとプラグキャップも内部抵抗が低いタイプに換えてしまいます。用意したのは、L字形のプラグキャップが一体となったNGKのパワーケーブル。

コードをなるべく最短の長さにカットし、端末に端子(ウオタニSP2コイル用)をかしめます。

コード本体には金属メッシュチューブを被せ、端末にクワ形端子をかしめて自作ノロジーホットワイヤー化。蓄電するコンデンサ構造にしてスパーク力を高めます。

セローちゃんの前オーナーから借りた16mmのプラグレンチでBRISKプラグをシリンダーヘッドに締め付け、プラグキャップを嵌めます。念のため、プラグの周囲やキャップの端子にはあらかじめ接点復活剤を塗布して接触不良を防止します。

そんなこんなでいざテスト走行!

エンジンを掛け、いざ走り出してみると確かに低~中回転域で後輪がダダダダッと地面を蹴る力が少し上がっている!Akitoのセローはドライブスプロケットが16Tでゼロ発進時に少し重さを感じていたのですが、トルクが上がったためか以前よりイージーにスピードが乗るようになりました。

そして、中回転から先は先日施した進角チューンが高回転ゾーンへ綺麗に引っ張っていってくれるため、トータルで全域が鋭くなって楽しいったらありゃしない。現状ではまだタイヤがズタボロのためアクセルは直線でしかワイドに開けられませんが、春のツーリングのシーズンまでにはタイヤを換えてターマックをヒラヒラと攻めてみたいもんです。

あと、ハイカムに興味が…w