走り納め

2017年もあと僅か。

この季節の関東平野は濃い青空が続くことが多く、ふと仕事中にふと窓の外を見ながら「どこまでも自由に走りたいなぁ」という思いに耽ったりしていました。
というわけで、年末年始休暇の初日に久々のソロツーへGo!

夜明けと共にセローに跨り、極寒の中チョークを引いてさぁエンジンスタート!…掛からん。何度かセルを回してるとバッテリーが昇天。下り坂を利用して押しがけするもクラッチが滑ってスパンと繋がらず。早くも\(^o^)/終了
くそッ、1週間乗らないともうエンジン掛からんとかとんだへそ曲がりめ。今日は走るのやめようかな…でも登り坂をヒーヒー押して家に帰るのは嫌だ。
その後押し掛けをしまくり、20回目ぐらいでようやくエンジンがお目覚め。汗だくのままヘルメットを被っていざ出発!

今日の行き先は伊豆半島。

実は今まで何度か1日での1周を試みたものの、他のメンバーと走ると次第にダレて結局伊豆半島最南端の下田あたりで一泊するパターンになってました。でも今日は自分一人だけだから、純粋に体力勝負ができる。とはいえ、早朝のバッテリー上がりトラブルの影響で熱海に差し掛かる頃にはもう11時過ぎ。果たしてあの大きな伊豆半島を下道で1日で周れるのか?

今日の俺は今までとは違う、久々に旅野郎の血が騒ぐぜ!と気合いを入れたところで、国道沿いにふしみ食堂(伊東市)を発見。ここは鯖の塩焼き定食がめちゃ旨なのだ。ここは外せない、久々に食い道楽の血が騒ぐぜ!


数年ぶりの定食は期待を裏切らない旨さ。というより、家で焼いた塩鯖とは根本的に次元が違い過ぎて初めて食べた時は脳みそにエレクトリックサンダーが走ったほどだ。

さて、少し早い昼食で胃袋満タン全速前進、下田に向けて国道をひたすら南下します。海沿いの断崖絶壁を走るR135は度々トンネルをくぐりますが、そのトンネル脇に必ずといっていいほどひっそりと残っているのが1970年代の旧国道。


目を閉じれば浮かんでくる。あのカーブの向こうから、かつてモノコック構造のボンネットバスが黒煙を吐きながら子供達を乗せて駆け抜けていく遠足の風景が。やがて土木技術の進歩でカーブをショートカットするトンネルが掘られ、道は棄てられた。あれから50年あまり、かつての子供達はすでに還暦を迎え、今どこで何をして過ごしているだろう。道は棄てられた瞬間から時代と共に歩むのをやめ、時が永遠に止まったままになる。もう子供の頃の記憶は途切れ途切れでも、ここへ来ればあの時のままの空気が優しく迎えてくれるだろう。


さて、寄り道もそこそこに国道を更に南下すると、次第に湘南ではなかなか見られない蒼い海と砂浜が見えてきた。こんな風景の中でバイクの写真を撮ってみたかったので、パニアケースから出した一眼レフでいろんな構図で撮りまくってみた。よくTwitterに上がっているかっこいいバイク写真のようなセンスは無いけど、ホームページのTOP画像に使えるぐらいの写真は撮れたかな。砂浜から国道に戻る時、超急勾配のコンクリ坂道でリヤが空転し始めたのは焦ったけど。

そんなこんなで14時には下田に差し掛かったものの、ペリー来航の史跡をゆっくり巡る時間もなく、あえなく素通りして伊豆半島西側のR136へ。こちら側は交通量が本当に少なく、実に気持ち良いスピードでコーナーリングを楽しめた…と言いたいところだけど、そうはいかなかった。セローの前後に履いているトライアルタイヤ(IRCツーリスト)は、悪路グリップ重視のあまりトレッドパターンが車用みたいにほぼ真下方向にしか刻んでいない。こうなるとダートでバイクが直立状態の時はずば抜けたグリップを発揮するが、舗装路である角度までバンクさせると…四角い消しゴムをカドで消すような状態になり、いきなりズルっと滑り始めるのだ。

今回も西伊豆のワインディングでは前後ともズルズル滑りながらの冷や汗もののコーナーリングを強いられたので、次のタイヤチョイスはツーリングも視野に入れなきゃなぁ。

そんなこんなで、最終的に伊豆半島一周のゴールである沼津には17時過ぎに到着。走ることに徹すればできるもんだ…もうやらんけど達成感はなかなかのものでした。

帰りは渋滞の東名を避け、箱根新道→小田原厚木道路に乗るために氷点下の箱根へと登っていきました。本来はこの時期の箱根は地獄のような寒さですが、中に着込んだヒートウェア上下を「Mid」でONにすると余裕で箱根越え達成。箱根新道のダウンヒルではR32のチューンドカーもパスして一気に下り、小田原厚木道路でそのまま帰路へ。

暖かいウェアと音楽を鳴らすインカムを装備して「フンフフ〜ン♪」とゴキゲンクルージングしていると…ETCのランプが点滅し始めた。メーター照明も何やら妙に暗い。これは電圧不足か!
すかさずヒートウェアの電源を切り、小田原厚木道路の終点で降りたところの赤信号でセローがエンスト。再始動しようにもセルが回らず…

なんてこった、バッテリー上がりだ。犯人はほぼヒートウェアで間違いないけど、セローの発電量じゃMidでも駄目なのか…

気を取り直して押し掛けすると、エンジンが暖まっていたこともあり今度はあっさり始動。ヒートウェアOFFで自宅まで帰りましたが、この日は途中給油2回、総走行距離350km。久々に朝から晩までガッツリ走りました。

春までにオイル、そしてタイヤとクラッチも換えとこうかな。最近ビッグアメリカンが恋しいけど、セローにもまだまだ頑張ってもらいます。最近やっと馴染んできたばかりだしね。

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