そんなわけで今日もバイクネタ。

キャブレター+CDI点火の我が2005年式のセローちゃん。

フューエルインジェクション+電子制御が当たり前の今ではちょっと懐かしいシステムですが、ほんの10年ぐらい前まではこれが当たり前でした。
以前乗ってたドラッグスタークラシック400(DSC4)やジョルノ50もまさにそれだったのですが、その時に買ったまま取り付けずに放置していたパーツがあったことを思い出しました。

それは…強化イグニッションコイル!

以前、DSC4に乗っていた時にオレンジブルバード製強化イグニッションコイルに変えたのですが、はっきりと体感できるほどトルクアップしたのでジョルノ50用に買い置きしていたわけです。
(結局カスタム熱がひと段落して装着せず)

そして月日は流れ、DSC4やジョルノ50と同様の点火システムを持つセローちゃんに装着する時が来たぜ!

SPウオタニ製 SPⅡ汎用パワーコイル
(ノーマル比2〜3倍のスパーク力とのこと)

色んな車種に対応する汎用タイプなので、取り付け穴が合わずに苦労するかと思いきや、なんとセロー純正コイルの取り付け穴にピッタリ!

ボルトは純正のM6ではなくウオタニ付属のM5を使用しますが、ほぼボルトオンですんなり着きました。
ただし、コイルが大きくなったことで近くのアイドリングつまみを回せなくなったのは少し残念。もう少し長いヤマハ他車種用を流用して、コイル手前まで持ってきたいものです。

というわけで、早速エンジンを掛けてみます。

キュルキュ…ボボボボボボボボ‼︎

よし普通に掛かったぞ。
心なしか少し掛かりやすくなった気が。

アクセルを開けて発進してみると…

おっ…これは…‼︎

低中回転のトルクが明らかに増してる。

林道バイクであるセローのエンジンはいたずらに最高出力は絞り出さず、豊かな低中回転域のトルクが強み。その得意な領域が更に強化され感じでしょうか。アイドリングでトコトコ進んでる時にいきなりスロットルをガバっと開けても、まったくノッキングせずにズドン!と飛び出していくようになりました。

う〜ん…このディーゼルエンジンのようなトルク、凹凸だらけの林道では大いに強みになりそう。