ジョルノ いろいろ整備③

さーて、お次はエンブレムだぜ。

実はジョルノのボディカラーは元々ライトグリーンだったのですが、転倒傷でガリガリだったので外装パーツをシルバーにチェンジしていました。

しかし車名エンブレムは移植しなかったので、のっぺらぼうのような正体不明の状態で乗り回していたわけです。で、今回せっかくピカピカにリフレッシュしたのでエンブレムぐらい着けてやろうというわけですが、ちょっと質感の高いジョルノデラックス(限定車)のエンブレムをチョイス。

とまぁ、限定モデルといっても30年近く前の旧車なわけで、エンブレムの裏側の粘着剤を地味に剥がす作業から始めます。スクレーパーとパーツクリーナーでガリガリと2時間格闘し、ようやく綺麗な下地が出現。

お次は油分をパーツクリーナーで念入りに落とし、表面をドライヤーで温めてから強力両面テープを片面だけ貼っておきます。これで粘着力が高まったはず…

続いて、エンブレム表面をコンパウンドで磨いて鏡面仕上げ。このチェッカーフラッグの小粋なデザインがレトロでホットな欧州車っぽくて好きなのです。車でいえばミニクーパーのような感じでしょうか。かわいいけどキビキビ走りそうなイメージがジョルノの目指すカスタムにドンピシャです。

そんなわけで、前面と左右の3箇所に貼ってみました。

おー、やはりいい感じに引き締まるンゴ。

たかがエンブレムですが、クセのある外観の割に無名なこのマシンは「こんな世界観のバイクでっせ」と主張できるぐらいがちょうどいいわけです。ちょっと刺激的なレトロ原付、ということで中身もそんな弄り方をしていきますが、その前に外装にもうひとひねり加えることにします。

(つづく)