静岡出張③

「ピピピピピピ」

スマホの目覚ましで幕を開けた出張2日目。
ふかふかの羽毛布団から起き上がって外を見ると、曇った窓の外に静岡の街並みが紅い朝焼けに照らし出されている。これだけ空気が澄んでいるのなら今日も相当寒そうだ。

ビュッフェスタイルの朝食を済ませ、先輩と待ち合わせて社用車で静岡支社へ。

今日はいよいよ僕が試作品試験を担当するということで、出社して早速内容の打ち合わせを始めた。
先輩は昨夜キャバクラを熱く語っていたのが嘘のように、真剣な表情でテクニカルな指示とアドバイスをバンバン飛ばす。彼を完コピするつもりで来た僕もノートにペンを走らせながら必死に食らいついていく。彼は今月中に退職してしまうので、代わりを務めなければならないのだ。会社としても僕の出張に数万円のコストを掛けている以上、期待されている結果は絶対に出す!

とはいうものの、たった二日間で先輩の完コピなど到底に無理なわけです。というわけで昼食で他のメンバーと強引に同席して無理矢理顔見知りになり、先輩去りし後も彼らにサポートしてもらいながらマスターしていく作戦Zに変更!

この作戦を敢行しながら先輩から色んな内容を引き継ぎ、実際に試験機を動かすなどして2日目を終えることができました。

それにしても、PCの操作や会議がほとんどだった前職に対して、新しい仕事は出張やら実験やらでとにかく体を動かすことが多い。それなりに疲れはするものの、手先を動かすことが好きな自分としてはこっちの方が性に合っているかもしれない。

そんな心地よい疲労感に包まれながら、僕を乗せたタクシーは新幹線の駅…ではなく、なぜかまたビジネスホテルへ。

そう、せっかく静岡まで来たんだ。
仕事は終えたけど帰るのはもう少し楽しんでからだ!HaHaHa!

…明日は雪みたいだけどな。

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