というわけで。楽しい楽しい3泊4日の四国TRIPも終わり、昨晩神奈川に帰ってまいりました。
この期間、広島空港から高知空港までの630kmの道程をレンタカーのMAZDAデミオで走りましたが、せっかくなのでレビューしたいと思います。
フロント周り。他メーカーではよくあるガンダム顔やファニー顔ではなく、かといって無個性な凡庸デザインでもない、クリーンだが目力のある顔です。借りたのが13Cという最安グレードのためハロゲンヘッドライト&フォグランプ無しですが、それほど安っぽい印象はなし。MAZDAブランドアイデンティティを主張する5角形のラジエーターグリルは、松田家末弟のデミ夫くんにも例外なく使われています。長男のアテンザくんのように横桟メッキグリルにしたらどうなるのか興味があります。ただしナンバープレートの下側がグリル枠から中途半端にはみ出ているのが残念。メインの販売先の欧州ナンバーならカッコ良く収まるんだろうなぁ。
上級グレードのXDツーリング(左)と並べてみたの図。間違い探しみたいで面白いですが、僕が借りた安グレードとのデザイン上の最大の違いはLEDヘッドライト。プロジェクターレンズをU字形のシグネチャー導光板で囲み、照射エリアに侵入しない程度に上部をアイライン風の傘で覆うことで、獲物を睨みつけるような鋭い眼光を表現しています。オプションのさりげないエアロも小粋だね。
サイドビュー。先代モデルからスペース効率重視のパッケージングから決別し、スタイル重視の路線に更に磨きを掛けてきました。他メーカーのコンパクトカーと比べると若干フロントが長い印象ですが、おそらくこれは顔の角度を立てつつAピラーの下端を後退&角度を立てた結果ではないかと思います。ホイールは最安グレードなのでスチール+ホイールキャップですが、サイズは185/65R15とお買い物カーとしては少々スポーティ。
おケツ。バックドアガラス下端の左右をキックアップさせるのは最近のデザイントレンドですが、テールライト位置もできるだけ上に持ってくることでヒップが引き締まった緊張感のあるスタイルになっています。他にも2分割構造の横長テールライト、目立たない電磁式ドアオープナー、リヤスポイラー等、スタイルを実現するためとはいえコンパクトカーにしては随分とコストを掛けています。
つづく