K13マーチ 足回り強化(2)

先月、バイク仲間の岡っち宅でマーチちゃんの足回りを強化してきたぜ。
前回はマーチNISMOのサスを移植し、フニャフニャの足が見違えるようにキビキビ動くようになりました。

しかし、足回りを完全にNISMO仕様にするにはまだやり残した作業が2つあったのです。

いまいちパッとしない4代目マーチを隠れNISMO仕様にしてしまう、そんなファンキーなカスタムとは?
①強化スタビライザーの装着

左右のサスを繋いでロールを抑制する効果のあるスタビライザーですが、日本仕様とタイ仕様のマーチにはそれが装着されていません(欧州仕様、南米仕様、インド仕様、中国仕様にはあり)。

最初は単にスタビを省いてコストダウンしたのかと思いましたが、スタビブラケットのない専用形状のショックを設定しているため、女性向けのタウンカーと位置づけられている日本とタイに合わせたセッティングにしたと思われます。

スタビが無い長所は、左右のサスが完全に独立するため、それぞれが乗り上げた路面の衝撃が反対側のサスに伝わらない→マイルドな乗り心地となること。短所はコーナーリング時に外側のサスが縮み、内側のサスが伸びるという左右の差動を抑制できないためロールが大きく、ハンドリングレスポンスがフニャフニャになること。

サスをNISMOグレード用にして一応フニャ足は卒業していたとはいえ、本来セットであるスタビライザーとの併用でそのポテンシャルを100%発揮できるはず。
というわけで、NISMOスタビ一式をGetだぜ。
  スタビ本体とリンク、ブラケット、ブッシュ、そしてボルト。アフターパーツではなく日産純正部品のためお値段はそんなに高くありませんでした。

スタビAssyは日本やタイ以外のマーチ、そして同じVプラットフォームを共用するE12ノートN17ラティオのものが使えるはずですが、より強化された大径タイプのNISMO専用品にしました。どうせ数千円しか変わらないしね。
 
  ジャッキアップしてフロントタイヤを外すと、秋に装着したNISMOサスがコンニチハ。アフターパーツではなくNISMOグレード用の量産品なので見た目はドノーマルそっくりですが、全長は25mm短く、ダンピングもビシバシ効き、スタビブラケットもあります。
  岡っち、エアーツール片手にナットをバシバシ外しまくるの巻。流石は幼稚園の頃から工具を手にしていた男、次元が違う!
  そしてフロントサスメンバーが降りてきました。メンバー上面はいくら下から覗きこんでも見えなかった箇所だったので、スタビブラケット装着穴が見えるまでは結構ドキドキでした。装着穴の裏側にはなぜか元々ナットが溶接されているので、ボルトオンでスタビを装着できます。
  スタビ装着完了。

やったぜトニー、君もタイガーだ!

これでSUPER GTに出てNSXをこてんぱんにしてくれるわ!

②続いて、リヤサスアーム(アクスルビーム)取付部の剛性UPです。

ノーマルマーチに対し、エンジン出力やコーナーリング性能が大幅に強化されたNISMOバージョンは、複数の補強ブレースでフロアが強化されています。 
  まずはNISMOグレード用のリヤアクスルビームの車体ブラケットの補強プレート。コーナーリング中に横方向から強い応力が掛かる車体ブラケットの厚みを擬似的に3倍相当に強化し、ぐらつきを無くします。こちらも日産純正部品のためお値段は安め。
  しかし、てっきりボルトオンで着くと思いきや、車体側にΦ14ぐらいの穴が無いと着かないことが判明。「NISMOグレードじゃないのでそんな穴ないよ…」と諦めかけたその時、岡っちが躊躇なく取付用の穴をあっという間に開けてゆく!
  補強プレート装着完了!

これでリヤサスも完全にNISMO仕様。しかしこれだけでは終わらない。今度はリヤアクスルビーム(バイクのスイングアームみたいなやつ)そのものを外しにかかります。
  リヤアクスルビームのピボット部のブッシュが顔を出します。しかしこのブッシュの接触面(イボイボ模様のあるところ)の高さが不均一である上に車体ブラケット側との間に隙間が空いているため、コーナーリング中に横Gが掛かるとリヤアクスルビーム全体がグラグラ動き、ハンドリングがへっぽこになります。
  ここで登場するのはからくりはうすのリヤビームカラー。樹脂製ですがしっかりした造り。

  アクスルビームのブッシュにはめこみ完了。

絶えず動く箇所に装着するため接触面にシリコングリスをつけておきます。

  早速装着。

接触面が平滑で広い面になる上、車体ブラケット側との隙間を埋めるのでぐらついていたリヤがシャキッとした動きになるとのことです。NISMOの補強プレートと合わせてすごい変化が楽しめそうです。
作業終了時にはすっかり夜。

1日中付き合ってくれた岡っちに別れを告げ、早速走り出すと…なんだこのゴーカートみたいな超ソリッドなハンドリング!単なる交差点の右左折がこんなに楽しくなるとは…。首都高の環状線へ繰り出してみれば、空力的には何も手を加えてないはずなのに路面に吸い付くように走り、、高速コーナーで無駄に膨らむことなく狙ったラインがバシっと決まる。すげ…こりゃ面白い。そりゃ本物のスポーツカーにはかなうわけ無いけど、ノーマルがノーマルだっただけに変化が大きくてニヤニヤが止まりません。岡っち、ありがとう。

エンジンはドノーマルの低燃費型の1.2L CVTですが、生活の事も考えなきゃいけないので今はこれでOK。でも将来エンジンやCVTが逝ったらノートNISMOの1.6L MTに載せ替えてみたいです(笑)

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