愛知県名古屋市に噂のそれはあった。
喫茶マウンテン。
創業はカフェ戦国時代の現代から遡ること40年以上前。間違いなく「猛者」だ。
ん?
そこには限定メニューのオシャレなラテがあるかって?
Wi-Fiでインターネットできるかって?
Shut up!!
そんなスカした野郎はスタバでキャラメルマキアートすすってドヤってろ!
そこにあるのはアラビカ種のコーヒー豆ではなく、オリジナルタンブラーでもなく、唯一無二の奇抜なメニューの数々だ。喫茶マウンテンに入店することはその店名にちなんで「登山」と呼ばれ、奇抜メニューを完食できたことを「登頂」、できなかったことを「遭難」というらしい。
そこまでしてエキセントリックな表現をされているメニューの中では、もはや普通のものを探す方が難しいという。
では普通でない方を全て紹介するとブログの枠を突き破ってメインコンテンツになってしまいそうなので、ここでは頑張って3つに絞ってみた。
まずは1つ目。
紹介しよう、甘口メロンパン風スパだ!
………斬新すぎるぜ!
麺類と甘いものを組み合わせるこのセンス。
かと言って上に載ってる白いのを生クリームからマヨネーズにしてみたところでその斬新さは変わらなさそうだ。
そして「メロン風」じゃなくて「メロンパン風」との事だけど、パンの面影が完全に吹っ飛んでますよマスター
そして喫茶マウンテンは洋食だけでなく、和食も手がけている。その守備範囲の広さがひと目でわかるのがこの小倉丼だ。
………ちょ、待て!
守備というよりむしろ何かを打ち破ってるし
丼ぶりといえど、まさか和スイーツを載せてくるとは思わなんだ。そして画像では判りにくいが、これにいちごライスを組み合わせたという闇のコラボレーションだ。
そして…シャンプーハットみたいなパイン、てめぇは何をそれで表現しようとしてるんだ⁉︎
最後に真打ち・裏メニューだ。
普通のカフェに比べると元々喫茶マウンテンのはほぼ全てが裏メニューみたいなもの。しかし、次に紹介するのはメニュー未掲載の本当の裏メニューで、①メニュー名を言えるか②全部食べ切れるか、の条件を満たして初めてありつける幻のメニューだ。
その名も、たらい氷!
恐らくかき氷なんだろうけど、もはやデザートというより工業製品の原材料にしか見えない。
ちなみに隣の皿は決して小皿ではなく、甘口メロンパン風スパが載る皿だ。
それにしても、リアルなたらいを見たのはドリフ以来というのは俺だけでないはず。
(そして決して食器じゃないはず)
以上、駆け足でお伝えした名古屋の喫茶マウンテン。その霊峰に登頂を試みる猛者たちが全国から絶えないらしく、よく行列ができているという。
今思えばヴェクスターでキョウヤと愛知万博に行った時に寄っておくんだったと本気で思う。ああいうアホなノリは20代の頃だからこそ…
なに?今でも間に合うって?
よっしゃ誘ってみるか!