熱にめっぽう弱い空冷大型エンジンの必需品?
時代とともにHD社のエンジン技術も確実に進歩しています。
フラットヘッド、ナックル、パン、ショベル、エヴォ、ツインカム・・・
しかし、ビッグツインの基本であるV型二気筒空冷OHVはずっと変わりません。
これがHDの最大のアイデンティティなのですが、熱にめっぽう弱いという弱点も現代までしっかり踏襲されています
TC88も、エンジンかけたのはいいけど、やがては自分のアイドリングでオーバーヒートして止まるという高度なギャグとしか思えない芸当を惜しみなく披露してくれます。
「暑い真夏でも安心して乗りたい」
そんな心の保険になってくれるのがこのオイルクーラー。
サーモスタット回路内臓なので、冬などの気温の低い日はオイルクーラーへの回路が遮断され、エンジンのオーバークールを未然に防いでくれる機能付!真冬にオイルクーラーカバーをかける必要無しなのはありがたいことです。
「これでもう大丈夫だ!クールなオイルがエンジンを守ってくれるぜ!」
そう張り切って真夏の東京の渋滞に飛び込んだわけですが見事にオーバーヒートしました
(風が当たらない渋滞中は意味ナシ)