半年ほど前に、「iPhoneに直挿しするだけでバランス接続並の高音質!」とこのブログで大絶賛した、PHILIPSのLightningヘッドホン”Fidelio M2L”。

この度、そんなM2Lとお別れすることにしました。

誤解のないように書くと、その手軽さに見合わない高音質に対する評価は今でも五つ星で、手放すのが非常に惜しいぐらいです。iPhoneに別体ポータブルアンプを組み合わせずにハイレゾ音質で聴く最適解は、いまでもLightningヘッドホンだと思っています。

しかし、M2Lはいかんせん耐久性がなさ過ぎた。

Lightningコネクタ付近のケーブルがあまりにも脆弱で、毎日の通勤で使うと2〜3ヶ月で音が出なくなる。もちろん保証期間内であれば無償交換してもらえるのですが、壊れる度にサポートセンターにメールして箱に入れて送って…という作業も3度目になるといよいよ苦痛になり、流石に返金してもらうことに。

というわけで、次は何を買おうかというお話になるわけです。これから暑い季節になるし、蒸れるヘッドホンより断然カナル型イヤホンかな。

Lightning直挿し方式は耐久性が心配ですが、iPhone7に付属しているLightningイヤホン”Earpods”はコネクタ付近が壊れた話をほとんど聞かないので、M2Lの故障はPHILIPS特有の問題だったのかもしれません。
かといって高音質を求めるならEarpodsはもちろん、手軽さを売りにしている数多くの社外品Lightningイヤホンもアウトオブ眼中。

一方、高音質を売りにしていてスペックも申し分ないHP-NHL21(Radius)が気になっています。


正直ロボットのようなこのデザインは嫌いですが、ヨドバシカメラで試聴したらそのコンパクトな筐体に似合わないド迫力な音質に一発で惚れ込んでしまいました。

お値段は2万円台後半とそれなりにしますが、もう少し待てば値下がりしてくれるかな…