台湾仕様のPH7スモークヘッドランプハウジングに替えている僕のアドレスV125G。
ほどよくワルっぽい感じで中二心が満たされていたのですが、いざHIDからLEDに換えようとしたら、PH7の口金に対応するものが全然無い!正確に言えばまったく無いわけじゃないけど、壊れやすいクーリングファンではなくヒートシンクorリボン冷却式のLEDバルブでPH7に対応するものがほぼ無いというわけです。PH7は小型バイク用の規格だから種類が限られてくる一方、クルマでも幅広く使われているH4に対応するLEDバルブは沢山の種類が流通しているようです。
これはまるでベータマックスに勝ったVHS状態!
何とかしてH4にできないものだろうかとググッてみたところ、なんとアドレスV125G用のH4ヘッドランプハウジングが台湾仕様に存在することが判明!
というわけで早速取り寄せてみたぜ。

  
ようこそJAPAN。

ゆっくりしていってね!

  
開けてみたら、両側にT10のポジションランプが設けられたヘッドランプが出てきました。台湾ではバイクのヘッドランプの常時点灯が義務化されていないので、日本仕様と違ってポジションランプがあるようです。

中央にもH4ハロゲンバルブらしきものが…いや、何か違うぞ。
ハロゲンバルブ(右側)を取り出してみて、元々手元にあったH4(左側)タイプと並べてみると…
  

ヲイヲイ、なんかちっせーぞ!

よーく見たら、H4バルブ(60W/55)の下位互換のHS1(30W/30W)でした。なるほどね、アドレスの小さなバッテリーは消費電力の大きいH4ハロゲンバルブには耐えられないはず。
だがしかーし、H4タイプの口金でも消費電力の少ないLEDバルブならいけるはず。H4はもちろんミニバイク用のPH7より少ない消費電力と、H4以上の明るさと寿命を両立する新時代のヘッドランプ・LED!2年前に某ヘッドランプメーカーの関係者が「HIDは数年以内に無くなり、ヘッドランプは上位モデルがLED、ベーシックモデルがハロゲンに2分される」と話していたのを思い出しました。当時隆盛を極めていたHIDが消えるとはにわかに信じがたかったのですが、昨今のLEDヘッドランプの台頭をみるとあながちウソではなかったと改めて思うところです。
というわけで、お次はH4形状のLEDヘッドランプバルブを探すとしますか!