釘でバナナが打てるほど寒い日が続いております。

北陸では記録的な大雪が続き、我が関東は降雪はないものの連日最高気温ひと桁台の日々。
愛車セローちゃんは、エンジンコンディション維持のために週1度チョイ乗りしていますが、そろそろ春に向けてメンテナンスを始めたいところです。

今のところ必要なメンテは…

①タイヤ
今は公道走行可能なトライアルタイヤ「IRCツーリスト」を履いていますが、これがいかんせん7年前のシロモノ。経年劣化によるヒビ割れが酷く、自慢のブロックパターンもちぎれてきています。先月に雪が積もった時はそれなりに走れましたが、ブロックパターンの山自体も結構減ってるのでいよいよ換えたいところ。しかし、どうせ換えるならついでにホイールもゴールドリム仕様にしようとヤフオクを漁り中です。更にグリスやチェーンオイルで汚れやすいハブも黒塗装したいけど、スポーク外さなきゃダメなのでパス。

②クラッチ
昨年の秋頃からクラッチ滑りの症状が酷くなっていました。発進時も少しダイレクト感に乏しいですが、特に中速域(4速・50km/hあたり)での緩い上り坂で「ガタガタガタガタ」とクラッチプレートがジャダーを起こしながらエンジン回転だけ勝手に上がっていく症状が頻発。ムキになってエンジンをぶん回すとクラッチプレートが炭化してロードサービスを呼ぶことになるそうなので、そろそろ交換したいところです。で、どうせ換えるならついでに定番ネタのWR250用クラッチスプリング流用(セローより自由長が1mm長い)と、傷だらけのクラッチアウターカバーをブラックリンクル塗装してみようかと考え中。

③リヤブレーキローター
フロント側はまだ大丈夫ですが、リヤは凹凸溝が凄くてコロムビアレコード状態。ブレーキを掛けたらキーキーとBBAのチャリみたいなヒステリックな鳴き方をするので新調したいところです。ついでに前後キャリパーも必要ならオーバーホール…といきたいところですが、前オーナーはメンテの鬼だったので不要かも。

④オイル
昨年の走行距離はだいたい2000kmぐらいですが、前回のオイル交換からそろそろ1年。というわけで、クラッチ交換の時にエーゼットの化学合成10W-40をブチ込みます。アクセルやクラッチのワイヤーにも差して摺動性も復活。ついでにドライブチェーンもエーゼットのメンテキットで洗浄してオイルまみれにしてやるぜ。

⑤グリスアップ
レバー類、ステム、ホイールベアリング、アーム類、リヤサスボトムリンクなどの地味だけど超重要な摺動部たち。縁の下の力持ちの彼らにも安らぎのひとときを…ということでバラして塗り塗りしてやりたいです。バイクは人馬一体のフィーリングを愉しむ乗り物ですが、そのフィーリングに直結する箇所だけにしっかりケアしておきたいもの。

というわけで…結構やることあるなコレ。
特に塗装なんてしたら朝からやっても絶対1日で終わらない自信アリです。

地味にパーツ集めから始めるか…