ジョルノ  キャブセッティング②

ジョルノちゃんのキャブ(AF35ZX用)のセッティングをしたいけど、メインジェットとパイロットジェットのそれぞれのセットがAmazonで見つからず…

原付走り屋小僧がそこら中にいた90年代後半までは当たり前のように売られていたのに、もしかして生産終了か?と思いましたが、ダメ元で職場の近くの2りんかんへ足を運んでみました。すると…

イャッホォォォウ!

お前まだ売れ残ってたのか!

まとめて2つセットで入手できるなんて本当にツイてるぜ。というわけで早速交換です。

参考までに、AF24ジョルノのノーマルは…

・MJ:#78

・PJ:#38

これに対し、マイジョルノは排気量こそ50ccですがエアクリーナー(AF18)、キャブレター(AF35ZX)、大型リードバルブ、マフラー(台湾製の純正形状)という弄り方をしているので、試走を繰り返した結果…

・MJ:#90

・PJ:#45

という結果に落ち着きました。

最高速はメーター読みで平地で70km/h、ゆるい下りで80km/hってところです。

キャブセッティングとしては60ccぐらいのボアアップ状態に近い結果になりましたが、これはAF18エアクリが思った以上に吸うのでここまで番手を上げないと息継ぎしてまともに走らなかったからです。やはりこのエアクリ、タダモノではないw

ついでにフロート室のガスケットも新調。

これから先もちょくちょく開けるだろうしね。

余談ですが、見よう見まねでドラッグスターを弄ってた10代の頃はなかなかキャブセッティングを出せずに苦労しましたが、40近い歳になった今はじっくり楽しみながらセッティングを出せるようになりました。まぁ、ドラッグスターの場合は着けていた社外マフラーが大型並みの抜けすぎ構造だったことが原因な気もしますがw

さて、しばらく走ったらプラグを見てみます。キャブセッティングはドンピシャ出したつもりですが、焼け色をチェケラッチョ!

ん~いい感じのキツネ色でした。

ただし、純正指定品番のこのプラグ(BR6HSA)は「今後のこと」を考えると使い続けられなくなるので…

BR6HSA → BR8HSAに変更します。

今でさえ走行後はエンジンの凄まじい熱でメットイン内部がクッソ熱くなるので、「今後のこと」を考えるとなおさら今のうちに熱価アップして熱ダレに強くしておきたいわけです。

ついでに、ドライブプーリーにマジックで印をつけておきます。ドライブベルトが印に接種して消えた具合でどれだけ外側まで変速しているのか確認するためですが…そもそも今着いてるベルトはこのAF28ZXエンジンを入手した12年前に着いてた古いやつや…

ベルトは近日中に新調するとして、次はAF18エアクリカバーのアイドリング調整スクリュー用の穴を拡張します。もともとマイジョルノに着けているAF35ZXキャブの調整スクリューと位置が合わなかったのですが…

これでエアクリカバーを外さずにアイドリング調整ができるようになりました。てか、エアクリカバー外して燃調狂った状態で調整しても意味ないしねw

というわけで、春先から続けてきたジョルノちゃん弄りはこれでようやくひと区切りです。あのクランクボッキリ事件から今ではシグナルダッシュで交通の流れをリードできるようになったし、街中のラーメン屋を巡る50ccとしては充分すぎる運動性能を手にしたのでこれ以上エンジンを弄る気はありません。

そう、50ccとしてはね…(邪笑)