スマホのバッテリー
Akitoが使っている携帯電話はiPhone6 Plus。

それまでのiPhoneから大幅にサイズアップしたこともあり、登場当時はでかすぎだの片手で使えないなどと物議を醸し出したものですが、慣れれば全く平気でした。
その前はiPhone3GSを6年間使っていました。

今の最新モデルとは比較になりませんが、手にした当時はとても先進的で大事に使っていました。

しかし、保有して2年を過ぎたあたりでバッテリーがオシャカになり、新宿のショップで新品バッテリーに交換。
バッテリーをもっと長くもたせるにはどうしたらいいか…と考えたところ、iPhoneのバッテリーはリチウムイオンタイプである事を思い出しました。
同じリチウムイオンタイプのバッテリーをスマホ以上の長い期間使用しているものといえば、EV(電気自動車)です。

ちょうどAkitoの実家にも日産のリーフがあったので、リチウムイオンバッテリーを長持ちさせるヒントが無いか取説をめくってみました。

そこで得られた情報は以下の2つ。

・低出力の充電器でじっくり充電する
(急速充電器は多用しない)

・充電量は8割程度で終わらせておく
(満充電のまま充電しっぱなしにしない)

ふむ、何年もの使用を想定されているEVはこうやってリチウムイオンバッテリーの性能低下を抑えてるんだな。
この手は同じくリチウムイオンバッテリーを使うスマホにも使えるんじゃないか?


というわけで、早速アイテムを揃えることに。


まずは500mAの低出力USB充電器(数百円)を用意。数年前まではどこでも売ってましたが、今ではAmazon位でしか在庫が無いようです。

iPhoneをはじめとしたスマホに同封されているUSB充電器は1,000mA(1A)出力のため、今後は急速充電時にしか使わないことにします。

次はこのタイマー電源。

  
「○○時間後に通電ON/OFF」ができるタイマー付コンセント。予め時間をセットしておくことで、スマホの充電が終わる頃に通電をストップさせてバッテリーを保護しようというものです。画像のRevexのPT25は700円台で電気屋やホムセンで入手できます。

ちなみに500mA充電器でiPhone3GSの満充電にかかる時間は3時間15分、iPhone6 Plusは5時間でした。
さて、これらのアイテムを組み合わせて運用開始した結果、前回は2年でダメになったiPhoneのリチウムイオンバッテリーが4年経過しても問題なく使い続けることができました!

これは予想以上の効果。グフフ。
というわけで…

リチウムイオンバッテリーのスマホは人間と同じく、早食い(急速充電)や食べ過ぎ(充電器挿しっぱなし)は良くないという事がわかりました。

スマホのバッテリーをもたせる方法は色々ありますが、容量を低下させないためにはこんな方法もあるというコトでした。