一昨日、関東でやや強い地震がありましたが、ハモンドSK1をじゃんじゃんバリバリ弾いてて気付かなかったAkitoです。いやー楽器って楽しい。ゲーム機と違って永遠にクリアが無いから無限大に楽しめちゃう。
さて、ハモンドスズキから新型ハモンドオルガン、XK-5がデビュー間近です。

  
 現在、バッグに入れて持ち運べるコンボオルガンとしては最上級モデルとしてXK-3cがありますが、このXK-5はその1つ上をいくモデルになります。

XK-3cからの詳細な変更点は来月のジャパンプレミアイベントで明らかになりそうですが、画像を見る限りでは
・ドローバーが上下鍵盤に2セットづつに増加

・ウッドケースのフィニッシュが変更

・ディスプレイが反転液晶になり、左側へ移動

・ディスプレイ左側にあった3連ツマミが廃止

・ピッチベンドのようなものが廃止
ぐらいでしょうか。

XK系(オルガン専用機)の最上級機種で採用された機能が後に落ちてくるSK系(ステージキーボード)のユーザーとしては非常に気になるところ。ライバルのNord Electro5は液晶ディスプレイがでっかくなり視認性が良くなりましたが、ハモンドのXK系はあくまでヴィンテージ感優先のためか小さいままです。むしろ反転液晶化で更に目立たなくなった感があり、これはメーカーとしての考え方の違いでしょう。

あとは、遂に本家B3と同じ上下鍵盤それぞれに2セットドローバーを採用してきたこと。XK-5はシングルマニュアル(上鍵盤のみ)ですが、オプションの下鍵盤キットを追加すればダブルマニュアル(2段鍵盤)になります。音を作り出す9本のドローバーが上下2セットづつ用意されたことで、本家B3同様のドローバー切り替えプレイが可能になりそうですが、ここまでしてくれるとオプションの下鍵盤も欲しくなること必至。

あとは、中身がどれだけ進化したのかが気になるところ。SK1で不満を感じているレスリーシミュレータの効果、対応USBメモリの少なさ、ミュージックプレーヤーの対応フォーマット、内蔵メモリの少なさがXK-5で改善されているのか。6/12(日)の東京でのジャパンプレミアイベントで訊いてきたいと思います。