J-FORCE4にインターコム移植

先日、実に13年ぶりの買い換えとなった新しいヘルメット(SHOEI J-FORCE4)。

詳しいインプレッションは後日改めて載せますが、抜群の快適性を誇る歴代J-FORCEシリーズの正常進化モデルだけあって、着け心地は病みつきになるほど快適!そんなに良いならもっと早く買い換えれば良かったわけですが、ある理由でそれが億劫になっていたわけです。

それは…Bluetoothインターコムヘッドセットの不具合。

こちらは前モデルのJ-FORCE3から外したBluetoothインターコムで、デイトナのCOOLROBO Easytalk3というモデルです。上級モデルのような多人数通信はできませんが、2人までの通信であれば基本性能がしっかりしていてお勧めできるモデルです。

しかーし…最近は左側のヘルメットスピーカーが音割れしていて、音楽を聴いてもいまいち気分が盛り上がらなくなっていました。

そして、オプション品の電源ケーブル(走行中に充電しながら使うためのもの)を接続しても充電できないというという不具合を抱えていたため、「せっかくの新しいヘルメットにこのポンコツを着けたくないな~」と気が進まなかったわけです。

特にこの電源ケーブルが使えない問題は購入時から起きており、どうも経年劣化が原因ではなさそうだったため、ダメモトでデイトナのお客様相談室に連絡してみました。

すると…

なんと、対策品が送られてきました!

話によると、Akitoが使っていた初期ロット品はオプションの電源ケーブルのための内部配線が施されていなかったとのこと。これで1日中走りまくる時もインターコムのバッテリー切れに怯えることは無くなるし、音割れしていたヘルメットスピーカーまで一新されちゃってラッキー!

デイトナさん、一生ついていくぜ!

そんなこんなで、早速J-FORCE4に着けていきましょう。写真ではわかりにくいですがこのヘルメットは両耳の部分に直径45mmほどの丸いくぼみがあり、大抵のヘルメットスピーカーがピッタリフィットします。この工夫はインターコムが普及し始めた時期に登場したこのモデルから採用されました。

続いて、ヘルメットスピーカー左右を結ぶケーブルのインストールです。公式にはインナーシェル(発泡スチロール製)と内装パッド(着脱して洗濯できるやつ)の間に適当に這わせることになってますが、Akitoはこのようにインナーシェルとアウターシェルの隙間にケーブルを入れてスッキリ隠してしまいます。バターナイフを使うと作業しやすいのておすすめ。

お次はマイクの設置です。

デイトナのインターコムはマイクが本体から完全に独立した構造なので、マイクの根本をチークパッドの裏側に付属のマジックテープで貼り付ける必要があります。とはいっても古いヘルメットから外したマジックテープは粘着力が低下して再使用できないので、ダ○ソーなどの100均で手に入れた粘着剤付マジックテープを使います。

マイクの根本を貼り付ける位置はできるだけ後方側(ヘルメットスピーカー付近)にしないと、J-FORCE4のタイトなシールドの中でマイクアームの行き場に困ることになります(経験者談)。

マイクを設置したら、シールドを閉じてみて正常な位置になることを確認しましょう。この写真のだとマイクアームが少し長い状態ですが、これでもマイクの根本を精一杯後方側に貼り付けた結果なのです。SENAのようにマイクアームがインターコム本体から出ていれば、複数のヘルメット間での使い回しもラクなんですが…まぁデイトナのは高級機じゃないので仕方ない。

そんなこんなでインターコム移植完了!

インターコム本体の取付ベースは両面テープを新たに貼り直して再使用してますが、特に不具合もなく快適に使えます。いつかは前後ドラレコとインターコムが内蔵されたヘルメットを見てみたいですが、次に買い替える頃に登場してることを期待します。

肝心の装着インプレッションは次回!