おはよーございます。

毎日通勤電車の乗り口目指して自動運転、床にもんじゃ焼きを見つけて自動ブレーキ作動のサラリー野郎Akitoです。
さて今日も相変わらずHUDネタですが、本来は昨日で完結させたつもりでした。

HUDカコイイヨー、でもバイク用は無いからスマホか4輪用流用しましょうみたいな極めて無難な流れで締めくくりました。

しかーし、ふと気になって「Harley  HUD」で念のためググッてみたところ、一枚の画像が目に止まりました。
 
なんてことはない、ハーレーのスポーツスターのライダー視点の画像。ハンドルクランプに装着されている、これまたごく普通の旧iPhone。しかし、ただの給電用にしてはやけにごつい30Pinコネクタが目に入ります。
そして2枚目の画像を目にした瞬間…
  
こ、これはまさか…


30Pinコネクタから延びているぶっとい通信ケーブル。その先にはハーレーのECM(Engine Controll Module)の車両診断用ドルチェコネクタに繋ぐ形状のオレンジ色の防水カプラーがうっすらと見えます。
そうです、遂に見つけてしまいました。

ハーレー専用・追加iPhoneデバイスです。
いやー昨日までドヤ顔でマニアックなネタ2部作を書いてましたが、まさかこんなものが存在したなんて完全に調査不足でした。

このデバイス、GaugeFaceという商品名で、ハーレーの車両診断用コネクターから読み取った車両情報をiPhoneの画面上に映し出すことができるそうです。

映し出せる車両情報は

  • 速度(mile/h、km/h切替可)
  • エンジン回転数
  • シリンダー温度
  • オド/トリップ
  • ターンシグナル
  • バッテリー電圧
  • 燃料レベル
  • 燃料残量警告
  • シフトポジション
  • 診断情報(エラーコード)

という感じで、最初からこれらの情報を表示できるメーター類が装備されているフェアリング付ツーリングモデルにはそれほど必要ないものがほとんどかもしれません。

しかし車両とダイレクトに接続されている以上、GPSで速度などを表示する形式のアプリよりもリニアリティの面では間違いなく勝るでしょう。

アプリ側もApp Storeで無料公開されていますので、とりあえず雰囲気だけでもという方はDLしてみてもいいかも。
残念な点は、日本円にして3万円ほどする割には驚くべき新機能がないこと、Lightningコネクターに非対応なこと、HUD(反転照射)モードがないこと、そして盤面デザインがどうしようもなくダサいこと。

ただし、バイクとスマホを直結して情報を吸い出すという発想は単なるオモチャの領域を超えてて個人的には今後のバージョンアップに期待したいところです。