着けてから間もなく4ヶ月ぐらいになる、アドレスちゃんの中華製ヘッドライトバルブ。2万円近くする国産品に比べ、¥1,980という激安っぷりでしたが、特に大きな不具合もなく使い続けております。

しかーし、ハイビームにした時に光が拡散し過ぎてしまい、肝心の遠方にはほとんどフォーカスしてくれないという不満が…
というわけで「所詮は中華製だしなぁ」と先日まで諦めていたところですが、もしかするとHS1用のヘッドライトハウジングにHS4形状のLEDバルブを組み合わせたことが原因かもしれない事が明らかになりました。
HS1は35W/35W、H4は60W/55Wのハロゲンバルブ規格。見た目はそっくりで無加工あるいは小加工で両者入れ替えることができますが、フランジからのフィラメント位置が2mmほど違うことがわかりました。バルブ背後のマルチリフレクターは光源であるフィラメントとの位置関係を計算して、光を前方に反射させるように設計されているので、光源がズレると反射光も狂います。

つまり、光の指向性が低いハロゲンバルブで問題にならなかったそれが、LEDでは悪影響として顕著に現れている可能性が…
というわけで、HS3形状のLEDバルブのフランジに2mm厚のスペーサー(プラスチックの廃材)を貼り付け、光源位置をH4と同等にしてみました。


よし、週末の夜は点灯試験だ!

(例によって引っ張ります)