5年半乗り続けてきたアドレスV156。昨日、ついに新オーナーのもとへ旅立って行きました。
さかのぼること1週間前。アドレスを引き渡す前の最終整備をしました。
まずは亀裂が入っていたステンレスマフラーの再溶接。近所の腕の立つトラックボディ屋に持ち込み、30分ほどで補強も含めた溶接が完了!いい仕事するぜ…
次にスリップサインの出ていたリヤタイヤの交換。今まではオーバーサイズを履いていたのですが、Amazonでポチった純正サイズのダンロップをタイヤレバーでガシガシ装着。
そして、クルマのパンク修理キット付属の電動ミニコンプレッサーを取り出してダメモトで空気を入れると…あれま、ビードが上がっちゃったよ!
タイヤ外径が少し小さくなったぜ、ということで部屋に長らく放置していたカーボン製インナーフェンダーを装着。これで恐怖の水たまりもへっちゃらだぜ。
そんなこんなで最終整備も終わり、陸運局へ譲渡用の書類をGetしたあと、ふと思い立って最後のツーリングへ。
こいつでいっぱい走ったなぁ。北陸にも行ったし、四国にも九州にも。ハイカムも入れてるくせに死ぬほど低燃費でお財布にも優しかった。高速を走ってると不思議な顔をされたし、サービスエリアに止めてるとハーレーの時みたいに声を掛けられるおもしろバイクだった。箱根でハングオンのマネしたり、炎天下の路上でVベルトが切れたのもいい思い出だ。10代のヤンチャな少年たちとコンビニ駐車場でバイク談義に花が咲くこともあった。
小さなボディに強心臓を積んだこのベビーギャングは、今度は2児のパパのもとで活躍してくれるに違いない。
そして、彼が乗っていたバイクは今度は僕が乗ることになります(つまり交換したってこと)。
前から興味のあった林道、旧道、廃道を走るにはピッタリの某オフロードバイク君。昨日は駐輪場で初めての夜を明かしました。
今までとはまったくジャンルの異なるオフロードバイク。どう乗りこなすかは自分次第。ライディングや整備のスキルを1から身につければ、まだ見ぬ景色をたくさん見に行ける。未体験ゾーンに飛び込んでいくこのドキドキ感は、初めてバイクに乗り始めた18歳の頃に味わったそれではないだろうか。
さて、初ツーリングの準備でもしようか。