ハイ、そんなわけでテールをLED化しちゃったんだぜ。
愛車のセローちゃんはキャブレター車。ECU制御のFI車とは違い、エンジン始動のために結構セルを回す必要があります。特に久しぶりに掛ける時や真冬はチョークを引いてキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュル回しても掛かる前にバッテリー容量を使い果たしてしまうこともあるぐらい。
決して大きくないバッテリー電力をセル始動に全振りするには、22Wのテールランプを省電力なLEDに換えるしかないのだ!。
というのは実は後付けの理由で、本当は黒いボディカラーのバイク全体からテールの赤という色要素を廃してモノトーンにしたいから。まぁひと言で言えば好みのカスタムがしたいって事なんですけどね。。
LEDテールユニットです。。
赤色LEDのブレーキ/ポジション灯だけでなく、ちゃんとナンバー灯も着いてます。手作りのようですが反射テープもちゃんと貼ってあり、作りはしっかりしている印象。まぁそこそこいい値段したしね。。
赤いノーマルテールレンズとバルブを外します。今どきマルチリフレクターでもなく、原チャリかと思うほどシンプルな構造ですが、オフ車の本質には合致してるのかも。ただ、赤レンズを裏側から電球で照らして赤っぽい光を出すという、原始的で無駄が多い構造は個人的に好きじゃないのよ。旧車だったらアリだけどね。。
バルブの代わりに、テールソケットにLEDユニットの口金をぶっこみます。こいつのお陰でLEDユニットを純正テール内に無加工で装着できます。今では何ら珍しくない仕組みですが、最初に考えた人は卓越した工学的センスの持ち主だと思います。
リフレクター上部からは後方に伸びている日差しみたいなものがありますが、こいつにLEDユニットを強力両面テープで着けます。。
というわけでユニットを装着!
上部を例の日差しにペタっとくっつけると、下部もハウジング内に着地する形になってるので、オフロード走行でさんざん暴れても両面テープが剥がれてテールレンズ内でLEDユニットがダンスっちまうことがありません。正直ここまでしっかり作ってたとは思わなかったのでちょっと感動。。
テールレンズをはめるまえに点灯確認をします。
口金部の電気的接触が悪いとつかないことがありますが、何の問題なく点灯してくれます。テールレンズ外側から赤や青のリード線が見えると素人工作みたいでカッコ悪いので、できるだけ奥に隠すのがコツです。。
ホイ、完成。
今回はクリヤタイプのテールレンズにしてみました。これでバイク全体のモノトーン統一化に一歩近づいた…って、ウインカーが思いっきりオレンジ色のままですが。
しかしバイクのランプ構造って昔から大して進歩してない気がします。四輪みたいにファイバー(導光)テールとかにすればいいのに、どうも古くさい印象が否めない。まぁランプ類だけに限らず、走りに関する部分以外のバイクの技術は四輪より10年は遅れてる気がします。FIやABSとかね。。
いつかまたロードグライドに乗る時が来たら、アクリル板加工してファイバーテール作りたいと思います!(←いつだよ)