世界は武漢コロナウイルスですっかりおかしくなってしまいましたが、ネタがある限りは現実逃避平常運転を続けます(笑)

さて、前回は危うくアッ◯ガレージでニセヤマハミラーを掴まされそうになったAkito。寸前のところで神回避できたのですが、この機会に今まで装着していたミラーがどんなものだったのかを調べてみました。

その素性がどんなものだったかは後で書きますが、今までさんざんダサいと嫌っていた丸型オフロードミラーが実はなかなか優れたものだった事が判ったので、今回の交換用として同じものをAmazonで注文しました。

んんんやっぱりダッセー!

なんだこのバブル期のスキーウェアみたいなセンスのパッケージは(笑)。というか大体オフ車全般はこんなカラフルなカラーリングが多いですが、Akitoはコナンの犯人みたいな黒づくめのワルなオフ車が好きなのでセローもそのように弄っています。

話がずれましたが、このミラーは高津製作所のクラブ・グリーンサム オフロードミラー2というもの。あまり聞かないメーカーですが、オフロード走行に特化した機能はなかなかのもので、ヤマハ車の逆ねじ構造に対応した右ミラーもラインナップされているため、セロー乗りの間では知っている人も多いとか。

そのユニークな機能の1つが、このボールジョイント構造の根本。狭い林道などでサッと折り畳めるだけでなく、木などがバシッと当たった時の衝撃も自由自在に曲がりながら受け流してくれます。

また根本だけでなくミラー鏡面の角度も変えられるため、調整幅は相当広いです。

ほ〜ら、折り畳めばこんなにコンパクトに。

工具を使って外すことなく、狭いオフロードにもすぐ入っていけます。

そして、もう1つのユニークな機能がこのアーム形状です。オフロードではスタンディングポジションで進むことも多いですが、このミラーのアームは前方にオフセットされていて鏡面が腕に当たらない構造になっているのです。

というわけで、セローちゃんには再びこのオフロードミラー2を採用しました。

正直言って見た目の野暮ったさは否定できないものの、そんな印象を軽く超えていく数々のユニークな機能はオフ車乗りが考案したとしか思えない見事なもの。この頼もしさがバイクに跨る喜びを更に高めてくれる事でしょう。