そんなわけで、セローちゃんのエンジンオイル交換したぜ。

今回選んだのはエーゼットという聞いたことないブランドの10W-50の全合成油。安い割には低温時から高温時まで幅広くエンジンを潤滑するマルチグレードで、Amazonでもやたらと評価が高い人気商品だとか。

まずは排出したいオイルを暖めるために近所を30分ほど走り、ドレンプラグを緩めると真っ黒なオイルがどばどばと廃油ポイに吸い込まれていきます。この廃油ポイというものは廃油を吸わせて捨てるだけのものですが、こいつが¥300ほどする上に手が絶対オイルまみれになるのが悲しいところ。クルマなら安いオイルをオートバックスで交換依頼するとこですが、バイク用品店には高いのしかないので自分でやっちゃるしかない。シクシク。

このオイルにはノズルが着いるのでオイルじょうごが要らず。ただし内径が細いので、セローに必要な1.2Lを入れるのに4Lの重いオイルボトルを10分ほど傾け続けなきゃいけません。原付ならともかく、原付二種以上であればダイソーのキッチン用じょうごでも用意した方がハッピーになれます。
というわけで規定量のオイルを入れたので、セルモーターを回してエンジンを掛けてみます。

「キュルキュル…ボボボボボボボボボボ!」

意外と普通に掛かりました。
今までは5W-40が入ってたとのことなので、少し固い10W-50に換えたらどうなるかと思ったんですが良かった。
昔、10W-40指定のドラッグスタークラシック400に15W-50を入れたらセルモーターの回り方が明らかに苦しそうになりましたが、下が10だと真冬の冷間始動も全然平気なんだなーと実感。これで上は50だから真夏も心強いぞ。

走り出してみると、今までガキンガキンと硬すぎたシフトフィールもストンストンとまろやかでいい感じになってます。う〜んこれだよこれ。緩衝性能が効いてる効いてる。久々にMT車に帰ってきたからこれが終始気持ちよく決まるとニコニコモードになっちゃうぜ。

というわけで、エーゼットのオイルでした。
このおいしい状態が何キロ続くのか、また高負荷時の性能については引き続きモニタリングしていきますが、まずは走り出しの第一印象では結構いい感じでした。

バイク用品店で扱ってくれないかなぁ。
(↑自分での交換がめんどい)