僕のセロー250は2005年式。
排気量が250ccに拡大された2代目セローの最初期モデルで、発売されたのはもう16年も前になります。今となってはそこそこ旧型なんですが、シンプルなキャブ車なのでFI車のリコールの嵐とは無縁だったり、2020年まで改良を重ねながら発売されていたことでカスタムパーツには恵まれていたりと、まだまだ楽しめそうで気に入っています。
できればリヤキャリアにキャンプ道具を積んで何所もロングツーリングに出掛けたいところですが、世帯を持った今はせいぜい通勤か日帰りツーリングぐらいでオフロードすら連れて行けてないのが悲しいところ。せめて形だけでもアドベンチャー風にカスタムしてきたつもりですが、今回はその重要パーツとしてワイズギアのアドベンチャースクリーンをやっと導入しました。
この6角形のヘキサゴン形状がまるでゲーミングPCのような非常にメカニカルな形状でアドベンチャーにピッタリ!今まで着けていたワイズギアのミニスクリーンも悪くは無かったのですが、曲線と曲面でうねうねした形状がどうもしっくりこなかったのです。
そして上の写真を見て気付いたセローオーナーもいるかもしれませんが、実はミニスクリーン用のステーにアドベンチャースクリーンを組み合わせたニコイチです。両者で異なる取付ボルト穴位置同士を締結するワンオフステーも用意しましたが、わざわざそんな面倒なことをした理由がありました。
理由その1は、スクリーンの角度をフロントフォークと同じ角度に寝かせたかったから。アドベンチャースクリーン本来の純正ステーを使うとスクリーン角度はフロントフォークより立ち気味になりますが、見た目的にどうしても角度を揃えたかったのです。そういや以前乗っていたアドレスV125Gやヴェクスターも立ち気味だったスクリーンをステー加工して寝かせてたっけ。
そして理由その2は、ミニスクリーン用の小ぶりなステーを使いたかったから。Akitoのセローちゃんはバイクカバーを掛けて保管していますが、スクリーンがカバー裏地と擦れて傷がつかないよう普段の街乗りでは外しています。その時にステーは装着したまま走り回っているのですが、アドベンチャースクリーン用の大ぶりなアクセサリマウントバー付ステーではなく、存在感がほとんどないミニスクリーン用ステーが実にいい感じなのです。
そんなこんなでせっかくの大型スクリーンを妙な着け方をしてみましたが、バイパスや高速での防風性は流石と言ったところでした。「セローは高速に向いてない」とは乗り始めた当初に実感しましたが、今となってはふらっと関越道に乗って日本海とか目指してみたくなるほど快適になりました。
「その気になればこいつと何処までも行ける」という相棒が側にいるだけでも、ちょっと人生が豊かになる気がするんです。
…まぁそんな時間なかなか無いけどな/(^o^)\
来年はまとまった休みが取れるので、コロナが落ち着いてたら久々にソロで北海道へ行きたいなぁ。