「テレワークで通勤時間が浮いたし、仕事にまつわる資格でも取っかなー」

ということで毎晩チマチマと品質管理検定の勉強をしていたワテクシ。この前の日曜日は試験日だったので、セローに飛び乗ってに試験会場へGo!

このクッソ暑い真夏の間は一切乗らなかったこともあり、エンジンに火を入れるのは実に1ヶ月ぶりでしょうか。一応タンクをガソリン満タンにして、コックOFFにしてキャブレターからは完全に抜いていたため、バッテリーも満充電だったセローちゃんは長い眠りから難なく復活。国道16号を快調に飛ばし、ヘルメットの中で「あ~やっぱりこのエンジン最高だわ」とウッキウキの気分で会場の駐車場へ…

と思ったその時!!

「ドドッドドドルン、ドバッバババッバッババッ……ババア!!」

なな、なんかエンジンがイカレポンチじゃぞ。

エンストしそうだしババアとか言ってるし。

間違いない、これは以前頻発していたキャブのオーバーフローの症状だ。混合機が濃すぎてプラグがずぶ濡れだから、エンストするとなかなか再始動できないパターンやで…

…ならば! せめて会場まで止まらんでくれ!!

そう思いながら、1速へ落として無理矢理ぶん回しながら駐車場へ到着。ガソリンコックをOFFにしてからひとまず試験会場へ猛ダッシュすると、既に試験官が開始前の説明をしているところでした。マークシートに名前などを書く時間もなく試験がスタートしましたが、特に問題もなく時間内に全問終了。あとは来月の結果発表を待つだけです。

そんなこんなで駐車場に戻り、ガソリンコックをONにしてセルモーターを回しましたが…

キュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルプスッ

嗚呼、だみだこりゃ。

そのうちバッテリーが上がってセルを回せなくなったので、押し掛けで30トライぐらいしたけど全く掛かりません。途中で後ろから押すのを手伝ってくれた関西弁のお兄さん、ほんまにおおきに。

このままでは埒があかないので、念のためプラグを外して先端を確認すると、やはりガソリンでずぶ濡れにかぶってる状態です。ライターで乾かして再び押し掛けするも、すぐにかぶりが再発して全く火花が飛ばないのなんの。まさしくガソリンお漏らしプレイ状態、これじゃ何万回押し掛けしても掛かるわけないやん/(^o^)\グヘ

原因は間違いなくキャブのオーバーフローですが、確かフロートは異常無かったはずだし、ニードルバルブを新調し、内部のサビを取り除き、タンクのサビも取り除いたばかりなので、いよいよ原因がわかりません。たまのバイク通勤でまたこんな事で遅刻するのは嫌だし(実際コレで2回ほど遅刻しかけた)、もう観念してバイク屋に持ち込んでプロに直してもらおう。

そう思ったAkitoは、セローちゃんをYSP(ヤマハスポーツプラザ)まですごすごと押し始めたのでした。

(つづく)