仏ルノーからAセグメントコンパクトカー、トゥインゴの新型が発売されました。
このトゥインゴはパッソやマーチより更に小さい4人乗りコンパクトカーで、サイズ的にはFIAT500に近いもの。新型は950kgの軽量ボディのリヤに0.9Lの直3ターボ+6速DCTを搭載しますが、何よりもダイムラーのスマートのプラットフォームを使うために駆動方式がFFからRRになったのが最大の特徴といえるでしょう。
んで、このシャレオツなフレンチコンパクトは180万円台後半から、キャンバストップモデルは190万円台後半からと、そこそこのプライス。

だがしかーし、今回新型トゥインゴ発売記念と称して同時に発表された限定モデルがイイ!

50台限定のその名は「サンクS

これは標準モデルと同じ950kgのリヤに1.0Lの直3NAを積み、5MTで駆るこのシンプルなグレード。所詮安っちい底辺グレードと思いきや、標準モデルと遜色ない外観にリヤスポとアルミホイールまで装備してそのお値段何と169万円!
エンジンスペック的には敵わないものの、これは国産ホットハッチよりやや安く、外車とは思えない値段です。自動車税は普通車最安の3万円、重量税も同じく最安の1万円。大人4人乗りなので実用性も問題なし。何よりも外車特有の非日常的デザインと高スタビリティな足廻り、そして何よりも1t未満のボディをRRというポルシェ同等の駆動方式+5MTで操れるとくれば、これは世界的にも珍しい個性派マイクロスポーツであることに間違いないに相違ないに決まってる!
久々に気になるクルマが出てきたぜ〜と小躍りしてました。が…
発売日の昨日、限定50台全て完売してしまったとのこと…

というわけでト○タさん!250万円のスポーツカーの86が若者に売れないと嘆く前に、こーゆー手頃で楽しそうなクルマを出してくださいな。実際売れるかはわかりませんが(苦笑)