ワイハー旅行から帰ってきた同僚から、なんとも個性的なお土産を頂きました。
「お前こういうの好きだろ?」
それは確かに間違いないけど、こんな薄い箱に入ったタバスコなんて見たことないぞ。流石はアメリカ領、タバスコだってiPhoneと同じように年々薄型化してるんだな…と思いきや、よくよく見るとこれはチョコレートだそうな。
それにしてもチョコレートに香辛料を入れるとは、なんという闇のコラボレーション!
一体何をトチ狂ったんだ商品企画担当者め、ジャンルが違うというよりもはやカルチャーが違うぞ。
アナタはラーメンにプリンを入れますか?ステーキにソフトクリームを乗せますか?
Akitoとしてはポテトサラダにパインを入れられるだけでもスタコラサッサ逃げ出したくなるほどなので、このタバスコチョコがどんな破壊的な戦闘能力を秘めているのか想像もつかない。
ええい、一気に喰らいついてくれるわ!
パクッ
その瞬間……!!!!!
どす黒い雲が青空を覆い、たちまち地鳴りがBEATを刻みだした。地震が都庁を吹っ飛ばし、竜巻が都知事のヅラを吹っ飛ばし、ドラクエの冒険の書が消えた。山が粉砕し、海が蒸発し、あらゆる国家が崩壊し、地軸が狂いはじめ、ガリガリ君の当たりスティックがどっかいった。
「なんだこの味は…」
口の中に広がる魔空間。目の前に広がる走馬灯。
ハバネロ焼きそばを2階から落とした光景が鮮やかな4K画質で蘇る。「落としちゃってごめんよ…」
というわけで、タバスコチョコレートはものすごいエキセントリックな味でした。少しは甘みがあるのかと思いきや、チョコレートの部分はミルクチョコではなくダーク(ビター)チョコのため、ひたすら苦くて辛いという罰ゲーム用の素材です。そして仕事の合間にちょっとしたおやつのつもりで食べたのが運の尽き。いろはすを追加で用意しなければ完食は難しかったけど、確かにアメリカ旅行の土産としては面白いかもしれません。
(自分用としては全ッ然面白くないが)