
気がつけば梅雨明け間近。
なのに、キャブが冬セッティングのままなので、重い腰を上げてジェット類を交換します。

セッティングデータは以下の通り。
- 夏:MJ#85 PS:1.0戻 PJ#42
- 春秋:MJ#85 PS:1.0戻 PJ#45
- 冬:MJ#90 PS:0.75戻 PJ#48
というワケで夏セッティングに戻しました。
次にプーリーを外し、異形ウエイトローラー(Dr.プーリー)の状態をチェック。

結構減ってる…
グリスが完全に干からびてて、Dr.プーリーが片減りして変な形状になってました。かつてはV125もブチ抜くスタートダッシュだったのが最近は50ccクラスに落ち込んでましたが、Dr.プーリーが片減りして変な形状になっていたので、スムーズに変速できなくなっていたのでしょう。
前回Dr.プーリーを入れてから3年ぐらい経ってたし、買い替えも考えましたが、プーリーとの当て面だった片減り形状の逆側がまだ生きていたので逆に入れ直して再使用。プーリー本体(横綱)も摺動部が随分減ってきてるから、次はごっそり買い替えだな〜。
というワケで、元通りに組み直してテスト走行へGo!
うわっ、こんなに速かったっけ⁉︎
という位に完全復活!
現代の原付二種では考えられない、軽量な車体とちょっと危ない加速がめちゃくちゃ楽しい。安定感と燃費に優れた125ccもいいけど、こっちの方が間違いなくスリリングでエキサイティングで、ごく普通の街乗りでもニヤニヤしてしまう。
世の中ではついに50ccバイクが製造終了になり、人間より軽い2stキャブのミニバイクはいよいよ貴重な旧車の領域に入ってきました。
部品が手に入る限り、この先もジョルノちゃんを大切に乗っていきます。