ふと暇つぶしに地元のアップガレージに立ち寄った時、ハーレーパーツコーナーで久々に胸踊るパーツを見つけてしまいました。
その名は…

National Cycle VStrem Tall Wind Screen
普段は見栄えを重視してHD純正OPのちょいョートなスクリーンを装着しており、下道の速度域ではジェットヘルメットのシールドを1/4ぐらい開くことでオーディオを聴きながらそれなりに快適に走れます。しかし、高速巡航時はスクリーンで防ぎきれない風が中途半端にヘルメットにびゅ〜びゅ〜当たり続けて、オーディオの音量を上げてもほぼ聴こえなくなってしまいます。
来年は何時間も高速巡航しながら何百kmも遠くへ行ってみたいので、ノーマル長の純正ウインドスクリーンを手に入れなきゃな〜、でもアレ野暮ったいんだよな〜
と考えていたところに冒頭のウインドスクリーンに白羽の矢が立ちました。長さとしてはノーマルより更に長い一方、風を切り裂いて渦を左右に逃すという独特のエアロシェイプ(特許取得済との事)で野暮ったくない形状で以前から気になっていました。

正面から見ると、その名の通りV字状の末広がりの中央部形状と左右のえぐれ形状が特徴的。特にこのえぐれ形状が風を左右に逃し、スクリーン裏側(ライダー側)へ風が巻き込んでくるのを防ぐとかなんとか。またこの製品を造っているNational Cycle社は100年近い歴史をもつウインドスクリーン専業ブランドで、製品の厚みもHD純正品を超える5mmと非常にしっかりしています。
というわけで、そんなVストリームシールドの極上中古品を格安で入手してしまったので、その効果を冬の首都高湾岸線で試してきました。

まずは湾岸線までの下道走行。HD純正ミドルショートスクリーンと違い、今回はスクリーン上端が目線ドンピシャでちょっと邪魔かな。これについては自分の胴長短足の体型を呪うしかありませんが。
街乗りでの快適性は今までと大差ないと思っていましまが、60km/hぐらいまで速度を上げても完全無風で確かに違いを体感できます。
そしていよいよ保土ヶ谷バイパスを経て、ライダーにとって厳しい真冬の首都高湾岸線へGo!

「うわっ、マジかこれ!」
100km/hでもほぼ風を感じず、ヘルメットのシールドを全開にしても顔面にはそよ風程度しか当たらないので、体感速度は完全に下道レベル。もちろんヘルメットのシールドを開けているので、聞こえてくるのは大排気量Vツインエンジン特有の低いドロドロ音、そして外部アンプと大径スピーカーで調律した明瞭なオーディオサウンドのみで、ガサツな走行風は綺麗さっぱり消滅してしまいました。例えるなら、まるで空力特性に優れた現代のコンバーチブルスポーツカーでクルージングしているかのようです。
たったウインドスクリーン1枚換えるただけで、ここまで快適で優雅な大人のツアラーモーターサイクルに化けてしまうのかと、想像を超えた効果に久々にびっくりしました。見栄えはミドルショートスクリーンにどうしても軍杯が上がりますが、今後の真冬のツーリング、タンデムツーリング、そしてロングツーリングではこのVストリームウインドスクリーンに積極的に換えていこうと思いました。



