ウルトラ系ツーリングモデルの専用装備・ロワーフェアリング。

下半身の防風性のための独特の形状で、低位置のボリューム感で視覚的なロー&ロング効果があるだけでなく、可動式エアーベントで季節ごとにエアフローをコントロールできるのが特徴です。この度、ネットオークションでガリ傷付のラッシュモア純正品(2014年式~2023年式用)が格安で入手できたので、ペイントした上で装着してみました。

このラッシュモア純正品ロワーフェアリングの特徴は、水冷シリンダーヘッド用ラジエーターを内部に収められる構造になっていること。
とはいえ、AkitoのTryfinity2(2011年式)は純空冷式でラジエーターは無いわけで、一体それが何の役に立つのか?

それは、従来品には無かったラジエーター用の開口部があること。

車体内側の開閉用エアベントに加えて、車体外側にラジエーター用の開口部(上写真のハニカムグリル部)があり、真夏は下半身とエンジンがより冷えやすくなるのが最大のポイントです。近年は真夏の異常な暑さで快適に走れるシーズンが減りつつありますが、この通気量マシマシのロワーフェアリングで乗り越えたいというワケです。そして冬場はこの穴をメクラ板(空冷車両に装着するための専用品)で塞ぎ、ベントシャッターも閉じればエンジンというファンヒーターでぬくぬくとツーリングができるはず!

路面凍結したら結局走れないけどな!

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