空冷のTC103エンジンから発せられる、半端ない熱量。

信号待ちのアイドリングでは仕方ないと思えるのですが、特に真夏だと走行中も内ももにファンヒーターのような熱風が当たりっぱなしで結構厳しいものがあり、耐えかねたので純正のエアディフレクター(風よけ)を着けてみました。

これは確かカスタムパーツブランドのクリアキンがTC88時代に最初に世に出したのですが、後に本家ハーレーからコレが後追いで出てきたという事になります。Vツインエンジンから奪った熱量を含んだ走行風が、内ももではなく下方(トランスミッション上部)へ整流されるので、確かに厚さは少し軽減されます。このTC103にはオイルクーラーも標準装備されていますが、2014年(RUSHMORE)からのTC103ではツインクールド(水冷シリンダーヘッド)が採用されているため、純粋な空冷では熱量的にTC103が限界だったのではないかと思います。

その空冷TC103をボアアップして弄る予定なんだけどな!

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