米・サウスダコタ州に本拠地を構えるDAKOTA DIGITAL社の6連デジタルメーター。
元々DAKOTAのデジタルメーターはLowRider系やマッスルカー、クラシックカー等のカスタムカーによく使われるアイテムなのですが、ブラックアウトされた盤面に浮かび上がる7セグメントLEDは未来感覚と個性溢れるコックピット周りにしてくれます。
また、その見た目だけでなく、純正メーターにない様々なおまけ機能も魅力の一つ。
①共通
・光センサー式減光機能(センサー感度調整可)
・デジタル表示更新速度調整機能(3段階)
②スピードメーター
・MPHとkm/hが切替可(同時表示もできる)
・次回のオイル交換時期を表示
・最高速度記録
・0-100km/h 最速タイム記録
・0-400m 最速タイム記録
・0-400m 最高速度記録
③タコメーター
・時計機能(ズレ補正設定機能付)
・最高回転数記録
・シフトアップポイント(2200~9900rpm間で設定可)
・ギヤポジション表示機能(6速ミッションまで対応)
④燃料計
・残量警告表示(残り10%以下)
⑤油温計(ノーマル外気温計の代わりに装着)
・華氏と摂氏が表示切替可
・高温警告表示(93~143℃間で設定可)
⑥電圧計
・低電圧警告表示(9.6~12.6V間で設定可)
・高電圧警告表示(13.9~16.9V間で設定可)
⑦油圧計
・高圧警告表示(51PSI)
・低圧警告表示(02~32PSI間で設定可)
という感じで相当凄まじいメーターでした。
この表示情報の多さはもはや飛行機並み。
「こんなの使いこなせないよ(゚∀゚;)ハァハァ」
とか興奮しちゃってるそこのドMなカスタム野郎にはお勧め。このような、ハイテク無駄技術てんこ盛りのメーターがテクノツアラーにピッタリなので、実はFLTR納車のずっと前から欲しかったわけです。
というわけで思い切って個人輸入で注文。
Tryfinityはそれなりの距離を走っているので、オプションとして「オドメーターを33,500kmに設定してくれ」と頼みました。
10日後、やっと日本に到着。
木枯らし吹き荒れる年末に、寒さに凍えながら丸1日掛けて装着。
イグニッションをONにすると、その輝きに思わず目を奪われた。
オドメーターもちゃんと33500kmに・・・ってあれ?なにこの単位?
「MPH」
この単位はたしかkm/hに切り替え可能だったよな。
でも何だろう、このすっげー嫌な予感は。とにかく切り替えてみるか。
「km/h」
何のことなく切り替わった。
しかし、オドメーターの数値が・・・
53914
!?
・・・なんだこの遥か未来の距離は。
どうやらDakotaの担当者が、33,500kmを33,500mileと間違えて設定しやがったようです。
こんのダメリカ人め…
というわけで、早速クレームを申し立てて正しい距離の基盤を送り直させましたとさ。
ところでこのメーター・・・旧Ver.より7セグメントLEDの光量が大幅にUPしているおかげで、昼間から大いにテクノ的な気分にさせてくれるんですが、 夜になると・・・本・領・発・揮!
目の前に未来型コックピットが怪しく広がります・・・
実際走り出すと、当たり前ですがデジタル表示なので
なんでも鑑定団の値段表示みたいにチカチカせわしなく動きます