FI車の必須アイテム・FIコントローラー!
ご存知の通りFI車は、混合気の比率を常に一定に保ってくれる素晴らしいモデルなのですが・・・規制に対応させるためか、工場出荷時の混合比率のデフォルト値がめちゃ薄仕様になっています。もちろん本来のパフォーマンスが大幅に封印されているので、思ったほどのトルクもありません。
FIコントローラーは混合気の比率を自由自在に変更することで、パワーアップを実現します!(なんかカタログ文句みたい)。なお、クリヤキンのFIコントローラーはDobech Performance社のOEM製品で、RevtechのDFOと同一です。
右下のゴムキャップを開けるとツマミが4つ出てきます。
右から低回転域用調整ツマミ(G)、加速ポンプ調整ツマミ(Y)、高回転域用調整ツマミ(R)、低回転域/高回転域切替調整ツマミ
G、Y、Rの各ツマミは、時計方向に回すと各領域の混合気が濃くなります。各ツマミの上にはLEDがあり、エンジン回転数がG、Y、Rのどの領域にあるのか点灯することでわかるようになっています。
(加速ポンプYの値は、アクセルを全開にした時だけ適用されます)
一番右の低回転域/高回転域切替調整ツマミは、GとRの切替回転数を調整できます。例えば3時の位置に合わせるとGとRの適用切替回転数は3000rpm、4時の位置だと4000rpmといった具合に設定できます。
調整自体は、マイナスドライバーが一本あれば、信号待ちでも調整可能という手軽さ!キャブレター仕様よりもすごくラクです。また、車検などの時はこれを取り外すことでノーマルの薄い混合気に戻せます。
最適な混合気が設定できるため、マフラー等を変えている人はもちろん、吸排系フルノーマルの人にもおすすめ!
これはかなり便利です!おもちゃっぽいけど