こいつの導入の動機は、真夏の渋滞の環八でオーバーヒートしたこと。
路肩に避難できる一般道だから良かったものの、首都高の地下トンネルの中でオーバーヒートしたらおしまいです。
そもそも、空冷エンジンは動いている間は風が当たり続けることが前提の設計。
冷却要素が無効な状態で長時間クランキングするというは、エンジン君にとって相当なストレスのはず。
ご存知の通り、純正オプションとしてクーリングファンは出ています。
でもただの扇風機の割には高いし、ファンカバーのデザインが個人的に好きじゃない。
なんとか自分で作れないかな~と思いながら解体屋へ行き、ビューエルX-1用冷却ファンをGET!
X-1への取付け用ブラケットを容赦なく両頭グラインダーでぶった斬ります。
ぶった斬り後。樹脂製なのでのこぎりとヤスリでもできます。
ここでFL系用のフォグランプ用オプション、トリムリングが登場!
なぜかぴったりとフィットしてしまいます(笑)
クーリングファンを純正ホーンの場所に着けるため、ホームセンターで買ってきたステーを用意します。目立たせたくない部分なのでつや消し黒に塗りました。
ファン裏側に突き出たモーターをΩ型のステーでがっちりクランプし、L字ステーを組み合わせて純正ホーンみたいにぶら下げられるようにします。
それにしてもこのΩ型ステーは恐ろしくジャストフィットでした。ホムセンの足場コーナーに置いてあったけど本来はどうやって使うんだろう・・・
更に4.5インチベーツライト用のトライアングル型トリム、エヴォノーマルエアクリ用メダリオンを組み合わせて完成!
一応、ハンドルに追加したON/OFFスイッチで好きな時に作動できるようにしてあります。
肝心の冷却効果ですが、予想以上のものでした。
エンジンを切った直後は当然ながらかなりの熱気ですが、ファン作動5分後にはシリンダーが素手で触れるほど。
実際のビューエルのデータでは、未装着だとアイドリング15分でオーバーヒートしますが、装着していると1時間後も平気だそうです。
しっかしなんちゃって純正ファンだなこりゃ
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