おはよーございます。
いよいよ週も後半、ウィークエンドへの渇望と期待が高まりながら満員電車で揺さぶられっ子症候群のAkitoです。
小市民の僕はこうして毎日電車でiPhoneでブログを書きながら音楽を聴いています。独身時代と変わってプライベート時間がほぼ無くなった今、イヤホンを着けた通勤中が唯一音楽を楽しめるひとときです。

しかし、色んなところで言われていますがiPhone(iPod)は音質がショボい。音量は出てるけど音の解像度が低いんです。TVでいえば50インチの大画面だけどブラウン管ですという状態で、量はともかく質が低い。
デジタルオーディオプレーヤーは、音楽をアナログヘッドホンで聴くために内部のD/Aコンバーターという部品でデジアナ変換をしています。しかし、どうもiPhone(iPod)はこのD/Aコンバーターがショボいせいでヘッドホン端子から出力されるアナログ音声がプアになっているらしい。

どんな食材を用意しても料理人が下手だとまずい料理しか出てこないようなものです。
ならば、iPhoneのアナログヘッドホン出力を経由せずにいい音で聴く方法あるのか?

答えはYes.
1つは、Bluetoothヘッドホン。

iPhoneのデジタル信号をBluetoothの無線技術でヘッドホンで受信し、内部の高品質なD/Aコンバーターとヘッドホンアンプを経由して聴く方法。

既に沢山のメーカーからラインナップされていますが、メリットはiPhoneとケーブルで接続しないワイヤレス方式のため、取り回しが快適になること。デメリットは頻繁に充電が必要なことと、無線接続だけに多少のロスがあること(ヘッドホンのBluetoothコーデックを旧世代のSBC方式ではなくAAC方式対応のものにすればマシになる)。
そしてもう1つは、Lightning端子に直挿しするヘッドホン。

実はLightning端子からはデジタル音声も出力されており、これと有線接続してしまう方法です。あとは内部の高品質なD/Aコンバーターとヘッドホンアンプを経由して聴くのは先述のBluetoothヘッドホンと似ています。

まだほとんど市場に出ていませんが、メリットは有線接続なのでロスが一番小さいこと、充電が不要なこと(D/Aコンバーター等の駆動電源はLightning端子経由でiPhoneから供給される)。デメリットはiPhone本体の電池が少し減りやすくなること。
せっかくの高音質ヘッドホンも充電を忘れて電池切れで聴けなくなるのは悲しいし、そもそも音質を劇的に改善したいAkitoとしては断然Lightningヘッドホン(有線)に惹かれます。
そこで調べてみたところ、現在確認できるLightningヘッドホンは3つのみ。
PHILIPS Fidelio M2L  ¥39,800(発売中)

    24bit/48kHz (充電不要/リモコン付)

    Dynamic Range : 7 – 25,000Hz

  

・スムージィ R04E004W  ¥10,800(発売中)

    16bit/48kHz (充電不要/リモコン付)

    Dynamic Range : 20〜20,000Hz

  

JBL Reflect Aware  $159.95(発売予定)

    Noise cancelling, water proof

    Dynamic Range:10Hz – 22,000Hz

  

スペック的にはPHILIPS Fidelio M2L一択。

だけどヘッドホンは暑い時蒸れるからイヤホン型がいいんだよな…
というわけで。

いい音のイヤホンを作れる国産メーカー、海外勢に負けずに頑張って!