一週間ろくに確認せずに溜まっていた郵便物の山。週末の朝はこれを見る作業から始まるんですが、その中にマイナンバーの通知書が届いていました。
ようやく来たかと思う一方、マイナンバーとは何ぞやをあまり理解してないので、とりあえず同封された説明書きを読んでみる。
…ふむふむ、今後は国の手続きでマイナンバーの提示を求められます、だからマイナンバーを把握しとけと。

対して配る側の役所としは、管理の効率化による業務工数の削減、国民の収入や資産の細かい把握、そして漏れのない税金徴収という素晴らしいメリットがいっぱい。マイナンバー制度は我々が待ちわびていたものではなく、お国の都合で始めようというものです。
そして、通知書に入っていた薄緑色のペラッペラの紙。これには指名と番号が印字してあるのですが、これはマイナンバー通知カード。カードといってもTカードみたいな丈夫なプラスチック製ではなく紙。ミシン目に沿って切ってくださいという事ですがミシン目とは関係なくダイナミックに切れそうだ。こんなメモ用紙程度の紙の有効期間が10年との事だけど、こいつを財布に入れといても1ヶ月でボロボロになっちゃうだろうし、家に置いといても鼻息に吹かれてFly Awayダイソンに吸い込まれて帰らぬ人になるのがいいところ。

コレが有効期間10年の公的証明書って正気か?と思ったところ、封筒にはもう1枚「マイナンバーカード申請書」たるものが同封されていた。マイナンバーカードとはICチップ入りのプラスチック製カードで、前述のマイナンバー通知カードにはない本人確認機能や、役所での各種手続きが簡単になるメリットがあるとか。

ただし、マイナンバーカードは発送はしないので平日に役所まで直接取りに来いというお役所的上から目線。郵便事故での紛失があるとまずいんだろうけど、何故このクソ忙しい時にこっちが休暇取って役所に出向かにゃならんのだオタンコナス。国の都合で始めたんだから国の人間が届けに来るべきだろ。そういや去年の秋に国のエージェントが「Hey you!もうマイナンバー申請したかな♪」と訪問してきたけど、ああやって遣唐使を送り込めるなら元々マイナンバーカードを持ってくる係にすれば良かったはず。同じような申請書を2回書かせて2往復やりとりさせるのが無駄無駄無駄無駄無駄!ファッキュー!!