Tryfinity2が僕のもとに来た時から装備されていた、QUANTUMのリヤサスペンション。

純正のエアサスとは一線を画した、初期入力を非常に滑らかにいなしながらも一発で減衰させる上質な乗り味は、13年のブランクを経て乗ったはずの僕でも走り出して数分で違いを実感したのでした。

こんな乗り味をもたらしたQUANTUMとは一体どんなサスなのか?

湧き上がる興味とともに、サドルバッグを外してたところ…おおっ⁉︎

なんと、ショックアブソーバーからはベタベタのオイルが漏れてしまっていて、スイングアームやサドルバッグの裏に広く付着してしまっているではないか。

こりゃシール類が限界か、そのうちオーバーホールに出そう。

と思って純正エアサスに換えて、気が付けば1年半近くも経過していました。

転機が訪れたのは、先日マーチのサスをKYBのローファースポーツというスポーツタイプに換えたことで、運転の楽しさが全体的に底上げできたこと。

たとえばエンジンのパワーアップはスロットルを大きく開けた時に体感できるけど、サスペンションのアップグレードはスポーツ走行だけでなく街乗りも含めて全シーンで体感できるので、思った以上にその変化代を楽しむことができたのだ。

これがきっかけで、TRにもQUANTUMのサスを復活させて着けてみようか、と決心するに至ったというわけだ。

復活させるには、シール類の交換も含めたオーバーホール作業となるわけだが、残念ながら僕はショックアブソーバーのオーバーホールなんてて全くできやしない。

というわけで、QUANTUMのオーバーホールができる数少ない国内業者を比較検討した結果、愛知県のスクーデリアオクムラさんにお任せすることにしました。

見積もりの結果、納期は2〜3週間で金額は¥52,800のこと。迷わずお願いしました。

こいつは仕上がりが楽しみでしょうがない!