そんなこんなで、まずはウインカーリレーをLED対応型にしたセローちゃん。今度はいよいよウインカーそのものをLEDタイプに換装します。

用意したのはこちらの中華製LEDウインカー。非点滅時もシグネチャーラインが点灯する最新トレンドを反映したデザインです。最初は国産ブランドを検討しましたが、電球をツブツブLEDに変えだけの周回遅れのデザインのくせに強気な価格でアウトオブ眼中に。

まずはウインカー配線を延長します。このようにはんだ着けして熱収縮チューブで絶縁するのですが、配線チューブに納めた後に内部で絶縁がダメになってもすぐショートしないよう、はんだ着け箇所を意図的にずらしておきます。

はんだ着けして延長加工したウインカー配線をキタコの配線チューブで覆いますが、ウインカー本体との間に隙間があるので、このままでは内部に水が侵入して故障してしまいます。

そこで、ダイソーで入手したシリコン補修剤(タイル用)で隙間を塞いでおきます。あとは配線の先をギボシ加工していよいよウインカーを車体に着けます。

まずはフロントウインカー。

セロー250のフロントウインカーステーは元々社外ウインカーを着けられる形状ではないため、このDRC製ウインカーステーを使います。なかなか良く考えられた製品ですが、形状の問題でトップブリッジのフロントフォーク締付ボルトをトルクレンチで締められなくなります。10mmのメガネレンチで締めることになりますが、くれぐれもオーバートルクには注意。

装着状態。

非点滅時には矢じり型の白色シグネチャーラインが点灯します。フロスト加工された乳白色のレンズで光を拡散しているためか、LED特有のツブツブ感のない綺麗な面発光です。日本の社外ウインカーもこのセンスを見習って欲しい…

次にリヤウインカー。

純正ウインカーステーに着けるとE22Nパニアケースに干渉してしまったため、ホムセンのL字ステーを介して純正サブフレーム(ナンバープレート裏)にボルト留めしました。横幅も大分詰められたため、パニアケースを外して林道アタックしてもウインカーが立ち木に引っ掛かる事は無さそうです。

装着状態。

こちらのシグネチャーラインは赤色タイプで、中央のLEDテールランプと合わせて3灯が赤く光るようにしました。もちろんウインカー使用時には下側のオレンジ色のLEDが点滅します。これで一層セローらしくないケツ周りになり大満足です(笑)

人気車種のセロー250はそこら中いっぱい走っていますが、あまのじゃくなAkitoとしては誰もやってない姿に仕上げたいところ。その手段として、灯火類のカスタムは手っ取り早いイメチェンの手段なのです。

特にケツ周りのスタイルは満足のいくものになりました…が、フロント周りは正直もう少し個性が欲しいところ。フォグランプとウインカーはいい味が出ましたが、一番でかいヘッドランプの形はノーマルそのもの。

さーて、次はどう弄ってやろうか…(邪笑)