最近、といってもここ10年ほどになりますが、コンビニのホットスナックコーナーがやたらと魅力的になってきてヤバい。古来からの定番である肉まんやおでんに加え、保温機の中にラインナップされているフランク、から揚げ、ポテト、チキン等のめくるめく揚げ物グルメの誘惑に屈服した人も少なくないでしょう。
僕も立ち読みするつもりがファミチキの香りに急襲され、何度白旗を上げて亀甲縛りの捕虜になったかわかりません。
そしてあの揚げ物、当然ですが揚げたてと廃棄寸前ではその味に天と地ほどの差があります。揚げたてはサクッとジュワッとしていて食べた瞬間に視界に大宇宙が広がる感じ、対して廃棄寸前のものはゴミ処理場が広がる感じ。どちらかを選ぶことは許されない、手にした時点で運命が決まっている非情なロシアンルーレットなのだ。
「サクッとジュワッとした揚げたてが食べたい、食べたいんだ!」
そんなどす黒い欲望を叶えるべく、揚げ物推進組織委員会の僕はファミマに足しげく通い、ファミチキが揚げられる時間を徹底的にモニタリング。そして毎日メモした調査時刻と美味しさ指数をEXCELでグラフ化。分析の結果、平均して11:20と17:30頃にファミチキが店内のフライヤーで大量に揚げられていることが判明した!

揚げたての時間を知ること、それはすなわち当選番号を知っている宝くじを買うことに匹敵する。
フハハハハ!!


(それぐらい店員に訊けって)