PS3の購入から2年経ち、見事にソニータイマーが発動してボタンがイカレたコントローラー「DUALSHOCK3」。最近はめっきりゲームをやる時間もなくなってきたものの、たまにブルーレイ再生機として使いたい時があるので操作できないのはちと痛い。
それにしても、買ってから2年といっても月2回ぐらいしか使ってなかったのにそんなに簡単に壊れるものなの?子供の頃に毎日やってたスーファミは最後まで壊れなかったけどな〜。
というわけでDUALSHOCK3の故障についてググッてみたら、出るわ出るわ同様の事例が。

場合によっては半年で壊れるケースもあるらしく、基本的にゲーマーさん達はその度に¥5,000オーバーのDUALSHOCK3を買い換えているとか。
なんじゃこりゃ。あまりにも壊れすぎだろ、消耗品かよ。PS3は性能にしては本体価格が安いと思っていたけど、インクカートリッジで儲けてるプリンターのような消耗品ビジネスに走ったか?
それに、今やゲームをほとんどプレイしなくなったのにソニーの戦略通り¥5,000オーバーのコントローラーなんて買ってられっかYO!
というわけで前回バラしてみたところ、単純な断線や接触不良ではなく感圧基盤がオシャカになっていることが原因でした。

  
PS3のコントローラーのボタンは単純なON-OFF信号の切替えではなく、押した圧力の強さまで感知してゲームプレイに反映できるのが売りなのですが、そのハイテクさはともかく実用的な耐久性がまったく伴っていない点が相変わらずのソニーらしいところで、これは耐久試験が不十分だという元社員さんの話も頷ける。だいたい自分たちの作った製品が「ショボい」「チャチ」「すぐダメになる」と言われたら普通は悔しくて何とかしたいだろうに、その方針を変えずに短期的な儲け優先の経営を続けてるところを見ると元ソニーファンとしては悲しくなる。これでは中国のパクリメーカーと大して変わらない。モノづくりの会社としてのプライドは無いのかな。

さて話を元に戻しますが、とりあえずうちのPS3のコントローラーは基盤が死んでいることがわかりました。ならば生きている基盤を移植すればイインジャネーノ?というわけで、ヤフオクで動作未確認のジャンク品のコントローラー(同型機)を¥400でGET。手元に届いてから「もしかしたら普通に動いてくれるかな?」と期待しましたがやっぱりダメでした。

というわけで、ダメなコントローラーからダメなコントローラーに部品を移植したところでどーなのよ?という話ですが、感圧基盤は生きていたらしく見事に復活!
冬休みにグランツーリスモでもやろうかな。