さて、今日は久々にテクノツアラーネタ。

季節は読書の秋ということで、ハーレーのカスタム本をぺらぺら眺めていました。ツーリングモデルでは相変わらずバガースタイル全盛ですね。登場当初は一過性のブームで終わると思いきや、6年ぐらい経った今でもその勢いはまったく衰える気配がありませぬ。そもそも趣味の世界にまでブームという概念を当てはめようとした僕こそがある意味で日本人的発想だったかもと反省。
さて、脱線した話を線路に戻しますと、カスタム本の中を眺めていたら1つだけビビっとくるカスタムパーツがありました。
iDash -iPod ready Dashboards-

  
なんか林檎製品が埋め込まれてる…
そうです、ビルトインされているのはiPod touch。

フェアリング付のツーリングモデルはガソリンタンクの給油口の後方にダッシュパネルというクロームメッキのフィニッシャー(化粧板)が鎮座しています。ウルトラ等の上級モデルはここにインターコムのハーネスコネクターが着きますが、それ以外のモデルは何も着かずにツルツルのまま。

中にもインターコムコネクター用の空洞がありますので、何かを埋め込むことは可能。
僕もロードグライド(Tryfinity)がまだあった時は、ヤフオクでGETした中古のダッシュパネルを加工してiPhone 3GSをビルトインしたいと思っていましたが、こういう目立つ部位は素人加工だと粗が目立ちそうなので手を出さずにいました。
今回登場のiDashはまさにそれを具現化したもので、何の役割も無かったダッシュパネルに液晶タッチディスプレイが加わるという、まさに未来派テクノツアラーカスタムにはうってつけのパーツかと思うのです。
画像を見る限りではiPod Touchが埋め込まれていますが、工具を使わないと簡単には取り外しができないようです。反面、盗難防止や防水性には期待が持てそう。むしろこのiDash内に入れっぱなし前提での運用と割り切ってしまえば、ハーレーに乗るたびにiPhoneをポケットから出し、ハンドルマウントホルダーに挟んでLightningケーブルで電源供給をするといった煩わしさから開放されます。
そして、せっかくiPod Touchを入れても普通に音楽を再生するだけではもったいない。

せっかく液晶ディスプレイ付のiPod Touchがダッシュパネルに加わるのですから、魅力的なアプリを常時表示させてハイテク感を演出すると面白いのではないでしょうか。
例えば、以前紹介したHUDアプリのデジタルメーター表示や、音楽プレーヤーのビジュアライザー等。
Akitoとしてはスペアナ表示付の音楽プレーヤーアプリ”Tune Shell”かかなりツボでした。

(App内課金でバーグラフの色変更が可能)

  
コレ、いつか埋め込んでみたいなぁ。