伊豆ツーリングとオイルホース破裂②

伊豆高原の信号待ちでエンジン警告灯がついている事に気付いたと思ったら、エンジン左側オイルが噴き出していた!

「こいつはヤバいやつだ」と思ってすぐキルスイッチを切り、すぐそこのコンビニ駐車場へ押していきました。

エンジン左側を見ると、見事にオイルまみれ。ジーンズもブーツももう駄目ですが、そんな事よりTryfinity2が心配で仕方ない。自分の装備よりもバイクが1番大事というバイクバカなのです。

一体どこから漏れてたんだ…とエンジン左側をじっくり観察すると、オイルフィルターブラケットからオイルクーラーへ繋がるオイルホースがビリビリに破れているではありませんか!

しかも、これは春頃に変えたばかりのAliExpress製オイルホースじゃんか!「高品質」を謳ってたのに…中華製も少しづつ良いものが増えてきたと思ってましたが、まだまだのようです。しかし安さに目が眩んでしまった僕の甘さも大いに反省するべきで、これも良い経験だ思ってこいつには感謝せねばな、ハッハッハ!

…このゴミめ‼︎ (←感謝してない人)

オイルが漏れてしまった以上はエンジンは絶対安静、つまり自走して帰れないため、任意保険に付帯しているロードサービスを呼ぶ事にしました。

家まで運んでくれたら、今度こそしっかりしたオイルホースに換えて復活させてやりたい。というわけで保険会社に車両の引き上げを要請したものの、休日で担当者不在につき、今日中に引き上げられるかすら怪しいと言われる始末。

Tryfinity2一晩中コンビニ駐車場に放置するのもなんだかなぁ、と悩みつつ、ちょうど昼メシの時間だったのでHaraさんのローライダーにタンデムさせてもらい、近くの海鮮定食屋で昼メシを食べる事にしました。

ふむ、美味いぞ、なかなかたっぷりだ。

…胸焼けするぐらいにな!

そして、初めての顔合わせだったにもかかわらず、ロードサービス手配の目処がつくまで一緒に居て下さったメンバーの方々。元々は伊豆半島を一周する予定だったのに、貴重な休日を僕のせいで無駄にさせてしまってホントに申し訳なく思います。

結局は15時頃にロードサービスが当日中に引き上げに来てくれる連絡があり、これ以上引き止めるわけにはいかないので行って頂きました。

来た方面にな!(←もう帰る時間だった)

そして約2時間後。

近くの100均で買ったアルコールティッシュでオイルまみれの車体を拭いていると、ロードサービスのローダーが到着。サービス員の方が手慣れた手つきで積み込み、僕を残して伊東の町を出発してゆくTryfinity2を見送りました。

(旅客運送業ではないため、オーナーは同乗できない規定になっている)

というわけで…

ライダーの格好でグリーン車で帰ることに。

もう誰がどう見てもツーリング中に自走不能なトラブルに遭ったことがバレバレです(笑)

本当はJR東日本が誇る観光特急・サフィール踊り子(JR東日本 E261系)で帰りたかったのですが、あいにく最終便も出発した後だったので贅沢は言えませんね。

さて、オイルホース換えなきゃ。

あれだけ短いホースのくせに純正は3万円近くするけど仕方ない…仕方ない…のか?

(つづく)