大変だ!ついに自転車にもAWD(All Wheel Drive)が登場したぞ!
ブリジストンサイクルから今月下旬に発売される電動アシスト自転車「フロンティアロイヤル」は、なんとモーターが前輪ハブに内蔵されたインホイールモーター形式。これが何を意味するかというと、普通はペダルを漕ぐとモーターが後輪をアシストする(人力 + モーター =後輪)のですが、このモデルは前輪を駆動する(人力 = 後輪、モーター = 前輪)というもの。もっと簡単に言えば、チャリのくせに前後両輪が駆動しちゃうYO!というわけです。
ある意味バイクを超えたこのAWDママチャリ、もし前輪が高トルクでホイールスピンしてもトラクションコントロールが作動するという本格派。雪国のママが「やっとモーターのコイルが暖まってきたところだぜ」と言って雪上ドリフトしながらイオンへ爆走する姿が見られるかもしれません。
2020年代は電動アシストサイクルのチューニングSHOPが乱立し、洗濯機用の高トルクモーターにスワップしてオフロード競技やドラッグレースが…とアホな妄想が止まりません。便利な日用品の枠を超えて、是非新しいカルチャーに昇華して欲しいもんです。